先日新しく購入したビデオカメラ SONYハンディカム HDR-CX390(発売日:2013年1月18日)ですが、今まで利用してきた5年前のHDR-SR12(発売日:2008年2月20日)と、ちょっと比較してみました。
細かいスペックはSONYハンディカムのサイトに掲載されていますので、今回は見た目がどんな感じに違うのかを比較写真を使ってお見せします。
重さはたったの3分の1
大きさの違いは一目瞭然。HDR-SR12は幅83×高さ76×奥行き138mm(バッテリー装着時:83×76×138mm)に対し、HDR-CX390は幅53×高さ57×奥行き117mm(バッテリー装着時:53×57×125mm)となります。
さらに重さを比べると、HDR-SR12は本体質量が約570gで付属バッテリーNP-FH60使用時は約650gとなります。一方、HDR-CX390の場合、本体質量がわずか約185gとたったの3分の1。付属バッテリーNP-FV50使用時でも約238gと、やはりほぼ3分の1(37%)しかありませんから驚きです。
もっとも、この2機種は総画素数(SR12は566万画素、CX390は239万画素)や記録メディア(SR12はハードディスク、CX390は内蔵メモリー)が異なりますので、そうそう単純比較できるものではありませんが、それでもこの軽さは、実際に持ってみると「本当に中身入っているの?」と感じさせるほどでした。
1操作で電源オン!撮影スタンバイOK!
液晶モニターサイズは、SR12が3.2型、CX390が3.0型とほとんど差はありません。
違いは、SR12ではタッチパネル横に配置されていたズーム(W/T)や録画スタート/ストップ等のボタンが、CX390の場合はタッチパネル内の画面に表示されるようになったことです。これで液晶モニター全体がコンパクトになりました。
さらに大きな違いは、CX390では液晶モニターの開閉によって電源のオン/オフができるようになっています。また、液晶モニターを開いた状態で電源オフにしたい場合は、液晶モニターと向かい合わせの本体部分に電源ボタンが付いていますので、こちらで操作できます。
SR12では、バッテリー横の電源ダイヤルを回してから液晶モニターを開いて、やっと撮影スタンバイとなったのが、CX390では液晶モニターを開くだけでスタンバイOKとなりました。撮りたいと思った時にすぐ対応できるので助かりますね。
ビューファインダーは不要
主にビデオカメラを持つ手の親指で操作する場所ですね。SR12には電源ダイヤル等複数の操作ボタンが配置されているのに対し、CX390は録画スタート/ストップの操作のみと非常にシンプルになっています。
何よりも大きな違いはSR12に設置されているビューファインダーが、CX390にはありません。これ実は全然OKです。SR12を使っていた時もほとんど利用したことありませんから。いつも液晶モニターで確認しながら撮影していましたので、無くなってもまったく困りません。
まとめ
今回、あらためてSR12を確認してみたのですが、ほとんど使っていない機能が多くあったことに驚きました。中には未だに「このボタンは何に使うの?」というものもあったくらいです。
CX390では、不要なものはバッサリと切り捨てることで、むしろ使いやすくなっています。ビデオカメラ版の「断捨離」ってところでしょうか。どんなに多機能でも結局使わないなら必要ないですから、シンプルな方がいいですね。
追伸:
SONY HANDYCAM HDR-CX390に関しては、併せてこちらの記事もご覧ください。
- 3万円台のビデオカメラで、サッカーの試合をバッテリー交換せずに撮影できた件
- セッティングは超簡単!HDR-CX390撮影開始までの下準備
- ハンディカムHDR-CX390と一緒に購入するべきものと必要ないものはコレだ!
- 買って良かった!人気のクイックシュー付き激安三脚SLIK F740レビュー
追記:
HDR-CX390に関する記事をまとめてみました。
連続撮影2時間は余裕!ソニーハンディカム HDR-CX390の記事まとめ
以上TONELIKOでした。
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