WordPressの初期設定で最低限必須の6項目おすすめのやり方

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WordPressの初期設定で最低限必須の6項目おすすめのやり方 WordPress(ワードプレス)
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「WordPressでブログを始めたいんだけど、どんな初期設定をやったらいいのか分からない。」

「自社サイトをWordPressで作りたいが、おすすめの設定方法があったら教えて欲しい。」

WordPressでブログやサイトを作る際には、投稿前に設定しておいたほうがよいことがいくつかあります。後から変えようとすると面倒なので、初期設定の段階で忘れずにやっておきましょう。

この記事で得られるメリット

  • WordPressの初期設定のやり方で迷わなくてすみます。
  • 本記事の内容をルーティンにしておけば、いちいち調べる手間が省けます。
この記事の根拠

  • 最初に立ち上げたWordPressは8年以上前に立ち上げたこのトネリコBLOGです。
  • 今までにブログや企業サイトなど30以上のWordPressを立ち上げてきました。

なお、本記事ではWordPressはインストール済みの前提で進めていきます。WordPressの初期設定で最低限必須の6項目はこちらです。

  1. サイトタイトルとURL
  2. テーマのインストール
  3. パーマリンク設定
  4. メディア設定
  5. ブラグインのインストール
  6. プライバシーポリシーページの作成

それでは、初期設定の項目をひとつひとつ順番に見ていきましょう。

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サイトタイトルとURL

まずはサイトタイトルとURLを設定しましょう。

SSLの設定を行う

SSLの設定を行う

まず最初にSSLの設定をおこないます。

サイトの信頼性を上げるためにはSSLの導入は必須です。SSLが設定されていないとデータ通信が暗号化されないため、サイト訪問者は安心してアクセスできません。

なお、最近のレンタルサーバーは無料で独自SSLを提供しているところも少なくありません。たとえば、エックスサーバーの場合、サーバーパネルから無料独自SSLの設定が簡単に行なえます。

サイトタイトルとURLを設定する

サイトタイトルとURLを設定する

WordPress管理画面の「 設定 > 一般設定」から、「サイトのタイトル」と「WordPress アドレス (URL)」「サイトアドレス (URL)」を設定しましょう。

サイトのタイトル

「サイトのタイトル」は後から変更できますが、検索エンジンに反映されるまで時間がかかります。最初の段階でしっかり決めて設定しておいた方がよいでしょう。

キャッチフレーズ

「キャッチフレーズ」は初期状態で「Just another WordPress site」になっています。SEO上無くても問題ありませんので、とくに決まっていないなら削除して空欄にしておきましょう。

URL

「WordPress アドレス (URL)」と「サイトアドレス (URL)」は、基本的には初期設定のままで構いませんが、URLの先頭を https にしておくことをお忘れなく!

なお、その際に管理画面から強制的にログアウトになりますので、https 付きのログインページから再度ログインしてください。

テーマのインストール

テーマとはWordPressのテンプレートのことです。テーマによってデザインや機能も違ってきますので、テーマ決めは重要です。

後からテーマを変更することもできますが、レイアウトが大きく崩れたり、今まで使えていた機能が使えなくなったりと、調整が大変なことが少なくありません。

WordPressをインストールすると、「Twenty ~ 」といった名前のテーマがデフォルトで入っていますので、こちらでしたら有効化すればすぐ使えます。

Twenty TwentyやTwenty Nineteenといったテーマがデフォルトで入っています

他のテーマを新たにインストールする場合は、「外観 > テーマ」から「新規追加」で追加できます。

公式テーマ以外を使いたい場合は、「テーマのアップロード」をクリックして使うテーマのzipファイルをアップロード → 有効化しましょう。

「テーマのアップロード」をクリックしてテーマのzipファイルをアップロード

デフォルト以外にも優れたテーマはたくさんありますので、いくつか紹介します。テーマ選びに迷ったら、この中から選べば間違いないでしょう。

コーポレートサイト向けのおすすめテーマ

BizVektor

無料WordPressテーマ BizVektor [ ビズベクトル ]
BizVektor(ビズベクトル)は管理画面からの情報を入力だけでサイトが完成する日本のビジネス向け無料WordPressテーマ(テンプレート)です。

初心者でも使いやすいビジネス向け無料テーマです。デザインはシンプルかつベーシック。

Xeory

Xeory-無料WordPressテーマ-
Xeoryはコンテンツマーケティングに特化した無料のWordPressテーマです。もちろん内部SEOも最大限まで最適化しているので、このテーマを使って、良質な記事を届けて行けば自然と多くのアクセスを得られるようになっています。

バズ部による無料テーマ。サイト型のXeory Extensionとブログ型のXeory Baseの2種類あり。

Lightning

Lightning
無料で使えるWordPress公式ディレクトリ登録テーマ「Lightning」ビジネスサイトもブログも簡単に作れます

ベクトル社のテーマで無料版と有料版があります。初心者でも使いやすくシンプルなデザイン。

TCD

ワードプレステーマTCD
クールなデザインのWebサイトを低コストで運営できる。国産WordPressテーマを多数開発するTCDブランド。業種・業界別のテンプレートも豊富にご用意。WordPress関連情報のほか、Webサイト運営・制作のヒント、Webマーケティングに関するコンテンツも日々発信中。

利用者の多い企業向け有料テーマ。業種ごとにテーマの種類も豊富でデザインもスタイリッシュ。

ブロガー向けのおすすめテーマ

Cocoon

Cocoon
SEO・高速化・モバイルファースト最適化済みのシンプルな無料Wordpressテーマ。100%GPLテーマです。

わいひらさんによる無料テーマでトネリコBLOGでも使用中。利用者が多くネット上にたくさん情報があるので、使い方に困っても何かしら解決策が見つかります。

SANGO

SANGO|心地良さを追求したWordPressテーマ
WordPressテーマSANGOのデモページです。

Webメディア「サルワカ」から生まれた、ソフトで親しみやすいデザインの有料テーマです。

JIN

JIN(ジン)|真の使いやすさを追求したWordPressテーマ
WordPressテーマ「JIN」の販売ページです。ひつじと赤石カズヤの2人により「本当につかいやすい」と感じてもらえるテンプレートを追求し、作り上げました。

アフィリエイターひつじさんによる有料テーマ。1ライセンスで複数サイトへの利用が可能です。

AFFINGER5

WordPressテーマ「ACTION(AFFINGER6)」-販売ページ
お問い合わせについて「稼ぐ」に特化したWordPressテーマWordPressテーマ「AFFINGER」の特徴はSEOやアフィリエイトに関する細かな設定、豊富な記事作成パーツなどたくさんあります

無料のSEO対策済みテーマとして有名なStingerの作者による、本格的にアフィリエイトをするための有料テーマ。

賢威

【公式】賢威8&7.1 - 信頼と実績のSEOテンプレート(HTML&WordPress)
賢威はGoogleでのSEOに最適化した戦略的ホームページテンプレートです。上位表示を意識した内的SEO要素を盛り込み、顧客動線に配慮し、売り上げアップを目指します。明日から使える実践的なSEOマニュアルも付属。登録商標第5231823号

2007年の発売以来、評判と実績の高い有料テーマ。松尾氏率いるウェブライダー式SEOのすべてのノウハウを注ぎ込んでいます。

STORK19

誰が使っても美しい!WordPressテーマ「STORK19」
これまでに20,000人以上のユーザーに使われたWordPressテーマ"STORK"の最新バージョン「STORK19」です。ストークにしかない洗練されたデザインはそのままに、ブロックエディタ対応や表示スピードの改善を行っています。

「コンテンツ作りに集中できる」をコンセプトに作られた、シンプルで美しいデザインのブロガー専用の有料テーマ。

パーマリンク設定

パーマリンク設定とは記事のURLの表示の仕方のことです。投稿開始前に必ずパーマリンク設定をしておきましょう。

デフォルトでは、WordPressから自動的に割り振られた記事ID番号が記事URLになりますが、URLだけでは記事の内容が分からないので、なにかと不便です。

また、Googleも意味のある単語をパーマリンクに使用することを推奨しています。具体的には、管理画面の「設定 > パーマリンク設定」で投稿名をチェックすればオッケーです。

パーマリンク設定

なお、このままでは記事作成の際に日本語のタイトル名がURLに表示されてしまいます。日本語のURLは推奨されていません。

記事作成の際に、日本語のタイトル名がURLに表示されてしまいます

ですので、ちょっと面倒ですが、記事ごとに英数字のURLに変更してから公開するようにしましょう。

記事ごとに英数字のURLに変更してから公開する

じつはこのトネリコBLOGでは、初期設定でパーマリンクを投稿IDに設定してしまいました。私にとって最初のWordPressだったために起きたミスです。変更に伴うデメリットが大きいため、いまだに変更できていません。

メディア設定

アップロードした画像が表示されるサイズは、サムネイル、中、大の3つのサイズをあらかじめ指定できます。

これも、後になって変えようとすると面倒なので、初期設定の段階で決めておきましょう。

「設定 > メディア設定」から変更できます。

メディア設定

縦幅を0にすると、元ファイルと同様のアスペクト比でサムネイルが作成されます。

プラグインのインストール

プラグインとは、WordPressに新たな機能を追加できる拡張機能のことです。

どのようなブログ・サイトであっても共通して入れておいたほうがよいプラグインがありますので、あらかじめ入れておきましょう。

なお、テーマによって相性の悪いプラグインもありますので、必ず使用するテーマの提供元サイトの情報を確認しておいてください

プラグインのインストールは管理画面の「プラグイン > 新規追加」から行えます。

初期設定でインストールしておくべきプラグインはこちらです。

プラグイン 機能
Akismet Anti-Spam スパムコメントを防ぐ。
WP Multibyte Patch 日本語サイトでエラーをださないためには必須。
SiteGuard WP Plugin 管理ページとログインページへの攻撃を防御。
Edit Author Slug ログインユーザー名を偽装して不正ログインを防止。
Jetpack by WordPress.com さまざまな機能を持つユーティリティープラグイン。
Contact Form 7 お問い合わせフォームを簡単に作れる。
EWWW Image Optimizer 画像のファイルサイズを自動的に圧縮し最適化する。
Google XML Sitemaps XMLサイトマップを作成。Google Search Consoleに登録する際に必要。
Aurora Heatmap ユーザーの動きをビジュアル化して表示。行動分析に活用できる。
Broken Link Checker リンクエラーをチェックし、見つかったら通知。
Category Order and Taxonomy Terms Order カテゴリーの順番を並び替えることができる。

プライバシーポリシーページの作成

プライバシーポリシーページの作成

投稿前にプライバシーポリシーのページを作成しておく必要があります。

とくにビジネス系サイトやアフィリエイトの場合、個人情報を扱うことになるのでプライバシーポリシーの掲示は必須です

固定ページ一覧にデフォルトで用意されていますので、修正して公開しておきましょう。

WordPressの初期設定で最低限必須の6項目まとめ

以上が、WordPressの初期設定で最低限やっておくべき項目になります。

もう一度まとめてみます。

  1. サイトタイトルとURL
  2. テーマのインストール
  3. パーマリンク設定
  4. メディア設定
  5. ブラグインのインストール
  6. プライバシーポリシーページの作成

これらの初期設定は、あとで変更すると面倒な作業になってしまったり、変更できたとしてもSEOの観点から不利益を被ることになりかねません。

WordPressをインストールしたら、投稿する前にこれらの初期設定をすませておきましょう。

以上、WordPressの初期設定で最低限必須の6項目おすすめのやり方…でした。

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