先日、雪印メグミルク海老名工場に、家族で工場見学に行ってきました。神奈川県では人気の高い工場見学スポットですが、実際に行くのは初めてです。
もともと我が家では「毎日骨太」を1日2本位のペースで飲んでいるのですが、先日「この牛乳はおとなりの海老名市にある工場で作られているんだよ」と教えたところ、「見に行きたい!」と子供たちからせがまれていたんですね。
工場では、牛乳やヨーグルトがパックに入れられて製品化されていく様子を、子供たちは好奇心いっぱいの目で眺めていました。無料で楽しみながら、ちょっとした社会科見学をしたいなら、おすすめのスポットですよ。
海老名工場へ入場
当日の工場見学は10:00からだったのですが、予約時に、開始時間の10分前には来場して欲しいと言われていましたので、ちょっと早めに9:40頃には工場入口にやって来ました。
入場ゲートのイヤホンを押して、名前と工場見学に来た旨を伝えると、駐車場への行き方を教えてくれます。
お客様専用駐車場は芝生
もっとも、お客様専用駐車場はゲートを入ってすぐ右手にありますのでまず迷うことはありません。
駐車スペースは天然の芝生です。ちょっと珍しいですね。これはメグミルクが取り組んでいる工場緑化の一つで、芝は車の重量に耐えられる品種を使っているそうです。
工場見学入口
工場見学の入口は駐車場のすぐ先にあります。入ってすぐの受付で、代表者の名前と見学者全員の健康状態を申告します。品質管理の観点から、病気の場合は入場拒否される場合もあるかもしれません。
受付のすぐ脇には顔認識スクリーンが設置されています。前に立って顔認識されると、画面の中で自分の顔が付いたアニメ風キャラクターが農場で働き始めます。子供たちはよほど楽しかったのか、このスクリーンの前からなかなか離れようとしませんでした。
工場見学を忘れて、このままずうっとここで遊び続けそうな勢いだったので、「ハイっ!先進むよっ!」とやや勢いをつけて促し、なんとかこの場を離れます。
また、受付を済ませてすぐ先にトイレがあります。さらにこの先の大ホールにもトイレがありますが、念のためここで入っておいた方がいいでしょう。
概要説明とビデオ上映
顔認識スクリーンを楽しみトイレを済ますと、案内係の方に工場入口前の大ホールまで誘導されます。
その時間帯の見学者が全員集まると、この大ホールで工場の概要説明とビデオ上映が始まります。
ビデオ上映では、大きな壁に映像が映し出され、ミルクの歴史や、ミルクが牧場で作られ工場に運び込まれて商品として出荷されるまでの流れが、子供にも理解できるようアニメ風に分かりやすく解説されています。
また、この大ホールにはこのような撮影スポットもあります。
こんな風にポーズを取ると、ちょうどミルクを支えているような立体感のある写真が撮れますよ。これ意外と楽しいので、工場見学の際には忘れずに記念撮影しておきましょう。
なお、ここから先の工場内ではカメラや携帯電話による写真撮影は禁止です。また、この大ホールにもトイレがありますので、必要であれば工場内に入る前に済ませておきましょう。
工場見学
ビデオ上映を終えると、いよいよ案内係の方に誘導されて工場見学が始まります。
基本的には、工場内の通路からガラス越しにベルトコンベアの流れる様子を眺めて説明を受けるというスタイルですね。要所要所で何をしているかが理解し易いようショートフィルムでの解説もあります。
ベルトコンベアを流れるミルクやヨーグルトが、あっという間に封を閉められて商品になっていく様子は、子供たちにとって新鮮な驚きだったようです。見学時間そのものは40分程度でしたが、まったく飽きることなく楽しんでいました。
試飲・試食タイム
工場見学を終えると、先ほどの大ホールに戻ってお楽しみの試飲・試食タイム。既にテーブルには人数分のミルクやヨーグルトが用意されています。
常温では鮮度が保てないからでしょう。こちらはテーブルで食べることを勧められました。今回のメニューは以下の通り。
- 雪印メグミルク牛乳200ml
- メグミルク 恵 ビフィズス菌 SP株 カプセルヨーグルト
- 牧場の朝 チーズキャッチ ヨーグルト味
メグミルク 恵 ビフィズス菌 SP株 カプセルヨーグルト ドリンクタイプ 100g 12本
ところで、「牧場の朝 チーズキャッチ ヨーグルト味」は今回初めて食べたのですが、さわやかな風味のチーズでなかなかの美味でした。今度店で見かけたら買うつもりです。
こちらはビニール袋に入っていたおみやげです。「Doleオレンジ100% 200ml」と「雪印メグミルク牛乳のミニ消しゴム」ですね。とりわけ牛乳の消しゴムはリアルによくできていて、子供たちも気に入ったようです。
なお、海老名工場ではメグミルクブランドだけでなく、Doleや農協ブランドのジュースも生産しているようです。
食堂には、紙パックが木から作られ、リサイクルされるまでの変化が分かる展示物がありました。なお、メグミルク海老名工場では環境マネジメントに積極的に取り組み、紙パック等のリサイクルによりゴミゼロを実現しているとのことです。
アクセス
場所は圏央道の海老名インターを降りてすぐのところなので、都心などからもアクセスしやすいですよ。
- 電車の場合:小田急線厚木駅下車徒歩15分
- 車の場合:圏央道 海老名インター降り「海老名インター前」交差点を右折してすぐ左側
住所:神奈川県海老名市中新田5-26-1
入口は工場の西側、「海老名インター前」交差点のすぐ近くにあります。
見学には電話予約が必要
雪印メグミルク海老名工場の見学は無料ですが、申し込みには予約が必要です。見学希望日の1週間前までに電話(046-240-6300)にて予約しましょう。その際に代表者の名前、人数、希望日時を伝えます。
予約受付時間
9:00~12:00、13:00~16:00
月、火、水、木(金、土、日、祝日、年末年始を除く)
案内時間
10:00~、13:30~(金、土、日、祝日、年末年始を除く)
見学時間はビデオ上映や試飲・試食等を含めておよそ80分
あとがき
およそ80分ほどの工場見学でしたが、子供の集中力を考えると、ちょうどよい時間の長さかと思います。案内係の方も終始親切に対応してくださり、家族でとても楽しい時間を過ごすことができました。
ちなみに、一回あたり40人が実施人数の上限ですが、当日は団体予約がなく我が家も含めて3家族のみだったので、ゆったりとした快適な工場見学でしたね。
子供にとっては、どこまで工場の仕組みが理解できたのかは分かりませんが、今の時点では、何となくでも「分かった」気になってくれればいいのかなと。
後になって、「ああ、そう言えば、あの時に見たやつはこれのことだったんだ」と思い出せるような記憶のストックになっていてくれれば上出来です。
以上TONELIKOでした。
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