子育ては「叱る」より気づくまで「待つ」方が楽だとやっと気づいた話

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家族 笑顔 子育ての考え方
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家族 笑顔
photo credit: kevin dooley via photopin cc

こんにちは、せっかちで待つのが嫌いなTONELIKOです。

先日、こんなことがありました。

次女HANAが家に帰ってきて、リビングに荷物や上着を投げ散らかしたまま、遊びに興じていたんですね。私は気づいていたんですが、あえて何も言いませんでした。ところが、たまたまその場にいた長男のMAGが、見かねて叱りつけました。

「荷物を片付けろ。上着もちゃんと掛けておきなさい。自分で掛けられないのなら、他の人に頼みなさい。」

HANAはきつく言われて半べそをかいてしまいました。

 

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正しければいいってもんでもない

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「う~ん、言っていること自体は間違いじゃないんだけどな~。」

そう、彼の言うことはまったく非の打ち所なく正しいんですが、正しければいいってもんでもないんですよね。

まあ、ちょっと子育て経験のある方なら、すぐに分かることだと思うんですが、本来なら「今やらなければならないことを、自分から気づいて動けるようになる」のが理想的です。MAGのように、ただ正しいことを強い口調で訴えて、正しい行動を強要するのは、あまりスマートなやり方ではありません。

どうしても自分から気づけないようなら、たとえば「ここに散らかしてあるものは誰のかな?」って問いかけて、やらなければならないことを自分から気づくよう促してあげた方がいいでしょう。

そのように、気づきを促すことで、子どもは主体的に考え、自分から判断し行動できるようになりますし、親もいちいち怒ったり口を出さなくて済むようになるので、結果的に楽できるようになります。

 

未熟な子育ての連鎖

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ただ、MAGがそのように叱りつけるのも、自分には理解できます。私も、彼がまだ小さい頃は、そんなふうに叱っていましたので。

その頃は私もまだ若かったですし、MAGが最初の子どもということで、どう育てたら良いのか右も左も分からない中、試行錯誤していました。

ですから、彼が妹を叱っている姿を見ると、以前の自分を見ているようで、「虐待の連鎖」と言うほどではありませんが、「未熟な子育ての連鎖」を見せられているようで、なんとも居心地の悪い気分になります。

小さい頃は厳しく叱られ、大きくなってから妹に同じように叱ると、親から「そんなにキツく言うなよ」と注意されるとは、最初の子どもは損ですね。今更ながら、彼にはちょっと申し訳ないことしたなあと反省しきりです。

 

子育てと仕事の違い

ビジネス

自分の子育てを振り返ってみて、昔と今とで大きく異なることの一つは「待つ」ことができるようになったことです。

この「待つ」って、おそらく子どもができる前に仕事をバリバリやって来た人が、子育てでつまずく理由の一つではないでしょうか。

社員研修を受け持つような部署でなくても、普通に仕事をある程度の期間していれば、後輩や部下を育成せざるを得ない機会が必ずあります。でも、人の成長を「待つ」なんて悠長なことはやっていられないケースがほとんどですよね。

仕事では多くの場合、決められた納期までに結果を出す必要があります。また、途中で異動になったり、仕事を辞めたりと、人員の入れ替わりがあるのが当たり前ですから、成長するのを「待って」いても無駄になる可能性が高いでしょう。

ところが、自分の子どもは多くの場合、生まれてから20年位は一緒に過ごすことになりますので、仕事と異なり、はるかに長期的な視点から育てることができます。この長期的な育成においては、「待つ」ことは極めて有効な手段になります。

仕事から学んだことの多くは子育ての場でも活かすことができますが、そこに「待つ」という要素をプラスすると、もっとスマートで楽な子育てができるのではないでしょうか。

 

長~い目で楽したい

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子どもをすぐに叱りつけることは、短期的には効果がありますが、対処療法的な面がありますので、本人の意識に定着しづらく、その都度何度も同じことを言わなければならなくなります。

また、私のケースのように、叱られた方が「子育てとは叱ること」という誤った認識を持ってしまい、下の代へ連鎖してしまうという副作用もありますので、なんとも厄介です。

長~い目で見れば、やはり子どもが気づくまで「待つ」方が、本人のためにも親にとっても得策なんじゃないでしょうか。

というわけで、私はちょっとぐらいイライラしても、いずれは楽をできるよう、最近ではちょっとしたヒントを与えつつ、子どもが気づくまで「待つ」ようにしています。

 
以上TONELIKOでした。
 

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