きなこ、豆乳、豆腐といった「豆系」が大好物のTONELIKOです。
先日、妻がおもしろい野菜を買ってきました。
豆から苗が生えた状態で販売されているのですが、この苗をカットしたあと、豆と根の部分を水に浸けておくと、また苗が生えてくるというのです。これは「豆苗(とうみょう)」という野菜で、室内でも簡単に栽培できるとのこと。
実際に栽培してみたら、見る見るうちにグングン苗が伸びていく姿が、見ていて楽しかったですよ。
豆苗(とうみょう)って何?
まずは、こちらのCM動画をご覧ください。
もともと、えんどう豆の若菜で、中国の高級食材だったそうです。
豆苗は、豆と根の部分を豆から2cm位のところでカットして、苗の部分を食べることができます。残った豆と根の部分を容器に入れて水道水に浸しておくと、なんとまた新しく苗が生えてくるのです。驚きの生命力ですね。
豆苗の栽培は簡単で、室内で育てることができ、毎日水替えするだけで、7~10日で食べられる位の長さまで成長します。新しく生えてきた苗は食べられますよ。
再収穫の様子は、こちらの動画で分かりやすく解説されています。
実際に栽培してみた
わが家で実際に豆苗を購入後、苗をカットしてから1回目の栽培の様子を、時系列の画像で紹介します。
苗をカットした翌日、11月16日の豆苗。
4日後の11月19日の豆苗です。最初の2日目くらいは大きな変化は見られませんでしたが、新芽が目立つようになってきましたね。
7日後の11月22日の豆苗です。この頃になると、たった半日でも成長の様子がうかがえます。
9日後の11月24日の豆苗です。直射日光に当てていないためか、葉の大きさは小ぶりですね。
11日後の11月26日の豆苗です。だいぶ伸びてしまいました。もうカットしてもよいでしょう。
ザクッとカット。苗の部分は、この日の晩御飯の食材として使われることになりました。
豆と根の部分を使って2回目の栽培開始です。今度はどれくらい伸びてくれるのでしょうか。
こちらは、豆苗が成長する様子を速回しにした動画です。
栄養
これだけ生命力の強い植物だけあって、栄養素も豊富です。
抗酸化作用がある、ビタミンCはほうれん草の2.1倍、カロテンは小松菜の1.5倍あります。また、食物繊維はジャガイモの2.4倍もあります。
他にも、代謝を促すビタミンBや、骨の形成に役立つビタミンKが含まれており、野菜の中でも飛び抜けて栄養素の高い野菜と言えるでしょう。
食べ方
炒めものやおひたし、和え物にして食べるのが、代表的な食べ方ですが、今の季節でしたら鍋に入れるのもいいですね。
シャキシャキした食感に、ほのかな甘味と香ばしさが美味しい野菜です。
村上農園が、Youtubeに豆苗で作る料理のレシピ(村上農園チャンネル 豆苗レシピ)を公開していますので、参考にされてはいかがでしょうか?
何回まで収穫できる?
カットしても生えてくる生命力の強い豆苗ですが、無限に何度でも栽培して食べられるのでしょうか。
ちょっとググってみたんですが、どうも回数を重ねるごとに苗が細くなり、数も減ってくるので、3回ぐらいまでが限界らしいですね。最初に販売されている状態を1回目とカウントすると、栽培は2回が限界なのかな?
おそらく、3回目位で豆に蓄えられていた栄養分を使い果たしてしまうのでしょう。
あとがき
豆苗は、味は美味しくて、栄養素も豊富、栽培も楽しめて、しかもお手頃価格と、いいコト尽くしの野菜ですね。
栽培して食べられるということで、子どものいる家庭では、食育にも使えるのではないでしょうか。
以上TONELIKOでした。
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