前から「買おう買おう」と思っていましたが、運動会を間近に控えて、ついに買っちゃいました!SLIK(スリック)の激安三脚F740。
以前、コンパクト三脚にデジタルビデオカメラを載せるという無茶をした挙句、転倒させてぶっ壊してしまったTONELIKOです。
その経緯は過去記事「ビデオカメラにコンパクトカメラ用三脚を使うのは無謀だった件」の通りです。いや、本当に三脚はしっかりしたものを使わないと後悔しますよ!私みたいに。
で、故障したビデオカメラの代わりに、SONY HANDYCAM HDR-CX390を購入したのも、過去記事「3万円台のビデオカメラで、サッカーの試合をバッテリー交換せずに撮影できた件」の通りです。あれから2ヶ月、あまりビデオカメラを使う機会がなかったので、三脚を使わずだましだましやってきましたが、いよいよ運動会の季節がやってきました。
さすがにもう三脚なしでビデオ撮影をするのはキッツいなあ~ということで、ファミリー向け三脚として人気のSLIK(スリック) F740を購入することにしました。今回はそのレビューをご紹介します。
携帯に便利なケース付き
Amazonで注文したら、すぐ届きましたよ。細長い紙箱に入っていたので、早速開封したところ、F740本体と持ち運びケース、取扱説明書、保証書が入っていました。
肩掛け紐の付いた、携帯に便利なナイロン製のケースが付いています。三脚は裸のままだと意外と持ち運びが面倒ですので、これは助かります。
F740は収納の際にたたむと全長530mmのコンパクトサイズになります。重さは1.46gと軽量です。一眼レフカメラNIKON D-50とデジタルビデオカメラHDR-CX390と比較して、その大きさを実感してください。ちなみに、F740はビデオにもデジカメにも対応しています。
クイックシューだからワンタッチで着脱OK!
F740には雲台に、カメラの取り外しが簡単なクイックシューが付いています。
取り外したクイックシューの裏側につまみがありますので、これを回してカメラと固定します。
F740は安定感のある三脚ですが、カメラを持ち運ぶ際や、その場から離れる時には、以前の私のように思わぬ事故を起こすことがありますので、いったん三脚から外す必要があります。
とは言え、いちいちネジを回してカメラを外すのは、ちょっとした手間ですよね。クイックシューならシュー固定レバーをクイッと起こすだけで、パカっとワンタッチでカメラを取り外すことができます。私のような横着者には嬉しい機能ですね。
運動会などでは、演目ごとに撮影ポイントを移動することが多いので、クイックシューは重宝しそうです。
水準器で三脚を水平に
F740には水準器も付いています。赤丸に小さな円が入っているかどうかで判断できます。野外など不安定な場所で撮影する機会も多いので、この機能は助かりますね。
高さ調整も簡単
三脚の脚の伸ばし方は簡単です。
レバーを開くとパイプを自由に伸縮できます。F740の脚は4段式ですのでレバーは一つの脚に各3つずつ。希望の位置でレバーをロックして長さを固定します。
ステーロックリングを締めると、三脚がより安定します。
高さはエレベータの上下でも調節できます。エレベータ締め付けナットを緩めてクランクハンドルをくるくる回すとエレベータの高さが上下します。ちょうどよい高さの所で、締め付けナットをしっかりロックすればOK。
一番低い時でこれくらい。高さは約500mmといったところです。
脚もエレベータも最大に伸ばすとこれくらい。取扱説明書では全長1480mmとのことでしたが、実測もほぼその位でした。
500mmから1480mmと高さの幅が大きく、調節も手間がかからず簡単ですね。これなら、座った状態でも立った状態でも、ベストの高さで撮影することができそうです。
プロ気分を味わえるパンハンドル
カメラ台ストッパーを緩めると台の角度を自由に上下させることができます。デジカメ撮影の際に使える機能ですね。
また、パンハンドルをくるくる回して緩めると前後に、パンストッパーを緩めると左右に動かすことができます。
ビデオカメラの撮影の際にはこんな感じでパンハンドルを握って撮影すると、ちょっとしたプロ気分を味わえるかも。ワクワク!
あとがき
F740にビデオカメラを載せてみました。
こちらはデジタルカメラを設置したところです。
う~ん、とても2000円から3000円台で購入できる三脚とは思えないですね。玄人さんから見れば不満点もあるのでしょうがが、素人目には、本格的なプロっぽい雰囲気を出しているように見えて、なんだか得した気分です。
軽くてコンパクト、使い方も簡単、それでいて作りもしっかりしていて安定感がありますので、ファミリー層向けの三脚としては必要十分なスペックではないでしょうか。
運動会やサッカーの試合の撮影が、ますます楽しくなりそうです。
追伸:
SONY HANDYCAM HDR-CX390に関しては、併せてこちらの記事もご覧ください。
- 3万円台のビデオカメラで、サッカーの試合をバッテリー交換せずに撮影できた件
- セッティングは超簡単!HDR-CX390撮影開始までの下準備
- ハンディカムHDR-CX390と一緒に購入するべきものと必要ないものはコレだ!
- わずか5年でこれだけ変わった!ハンディカム新旧2機種を比べてみたよ!
追記:
HDR-CX390に関する記事をまとめてみました。
連続撮影2時間は余裕!ソニーハンディカム HDR-CX390の記事まとめ
以上TONELIKOでした。
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