森塾のグリムスクールってどう?小1が47Pを読破した2日間無料体験記

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グリムスクールの教材一式 子供の読書
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年間100冊読破を目指す読書塾「グリムスクール」をご存知ですか?

グリムスクールはベネッセコーポレーションと森塾の共同開発プログラムです。

「今でしょ!」で、ただ今人気絶頂の林修先生も「林 修先生が教える「東大に入れる方法」“ちびまる子ちゃんの家”が理想でしょ!」で語っていますが、本好きと学力には強い相関関係があるようです。

とは言え、読書と言うと、子どもの学力の土台作りに役立つことは間違いないものの、自宅や図書館で行うものというイメージがあり、わざわざ月謝を払って塾でやるようなものとは思われないかもしれませんが、いかがでしょうか?

ここは論より証拠。気になる塾ではあるものの、体験してみなければ実際のところは分かりませんので、先日、小学1年生の長女RIBONに、夏休みの2日間無料体験教室を受講させてきました。

たった2日間ですが、実際にどのような内容で、本人がどのような感想を持ったかをご紹介したいと思います。

結論から言うと、これはアリだと思いますよ。

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読書の楽しさを体感できる

グリムスクール 作戦の目的

今回の課題図書はきつねくんのてじな (ぶんけい創作児童文学館)でした。

1日目の授業で11ページまで読み進み、そこまでの内容に関する質問に答えさせて、注意力や記憶力、理解力を養います。そして、宿題として残りの12ページから47ページまで自宅で読んでくることになりました。

2日目は、読書は既に宿題で済ませてありますので、本の内容に関する質問にチームを組んで協力し合いながら答え、得点を競い合うというゲームをしたそうです。読解力のみならず協調性も育む効果があります。

グリムスクール 本しょうかいカード

また、読書記録となる「本しょうかいカード」の書き方を学びながら記入したようです。カードには、登場人物や本を読んだ時の気持ちなどを簡単に表現するフォーマットがあらかじめ用意してあるので、小学校低学年の子どもでも簡単に書き進めることができます。

読んだ本の内容を理解し、分かりやすく要約して伝えるというワークを通じて、文章力の向上を期待できます。

グリムスクール 作戦シート

また、この授業を通して「上手いな~」と感心させられたのが、「作戦」という名称です。読んできた本に対して、様々な質問を生徒に投げかけて答えさせるのですが、普通にやったら単なる国語のテストの設問になってしまうところを「作戦」と読んでいるんですね。

子どもたちにとっては、まるで地図や暗号を解読しながら、冒険の旅に出発する物語の主人公のような気分ですね。なお、2日目は2チームに別れて得点を競い合ったそうです。RIBONのチームは残念ながら負けてしまったようですが、ゲーム感覚で楽しかったそうですよ。

このように、子どもが楽しみながら自ら進んでやりたくなるような仕組みづくりは、チャレンジ通信講座を通じて多くのノウハウを持つベネッセの得意とするところですね。

 

たくさんの本に触れることができる

グリムスクール よむよむ道場級認定シート

子どもたちは、このような楽しいゲーム感覚の授業で、進んでたくさんの本を読むようになります。量は質に転化するとも言います。好き嫌いに囚われず、たくさんの本に触れることは子どもの想像力を豊かにし、幅広い価値観に触れることで思考の幅を広げることにもつながります。

教材である「作戦ブック」の中には「よむよむ道場級認定シート」が入っており、5冊読むと10級、10冊読むと9級と進み、140冊で1級、さらには初段に進み、500冊で10段まで認定されるような仕組みになっています。

子どものやる気を喚起し、達成感を存分に堪能できるよう、よく工夫されていますね。体験した実感としても、このペースなら年間で少なくとも50冊は読破できるだろうと思われました。

 

自己表現力を伸ばすこともできる

グリムスクール 各種シート

今回の体験ではなかったようですが、グリムスクールでは、自分の好きな本の紹介文を書いて全員で発表するスピーチコンテストもあるそうです。これは自宅での読書ではできない、塾ならではの「作戦」ですね。

本の内容を整理し、考えをまとめて人前で表現する力を養い、発表の経験を積むことができるわけです。

親子で育てる「じぶん表現力」―毎日家庭で着実にできるトレーニングブック」によると、アメリカでは、小学校低学年頃からこのようなプレゼンテーション授業を行い、自己主張や自己表現の訓練を積んで発言力を養っているそうです。

将来、子どもが国際的に通用する人物となるためには、「じぶん」を伝える力が必要不可欠となります。これまでのインプットに偏った日本の国語教育ではなく、グリムスクールのようなアウトプットも鍛える教育が、今の時代に求められているのではないでしょうか。

親子で育てる「じぶん表現力」の口コミはこちら

通塾に必要なコストは月謝+本代(+交通費)

森塾より図書カード500円分×4枚

グリムスクールは、週1回60分の授業で月謝は6,200円(税込)です。また、授業料にプラスして本代が実費で必要となります。これを高いと考えるか安いと考えるかはご家庭によりますが、とりあえず一度は体験しておく価値はあると思います。

今回の体験授業は、授業料は無料で教材費1,200円のみ請求されました。もっとも、今回一緒に受講したお友達を森塾に紹介したことにより「図書カード」2,000円分を受講後にプレゼントされましたので、実質的には教材費すらかかっていないどころか、差額800円分プラスですね。

紹介による特典は紹介する方、される方の双方にありますので、これを利用しない手はないでしょう。

まとめ

グリムスクールは、子どもに読書習慣を身につけさせ学力の土台を作るという意味では、非常に満足度の高いものでした。

RIBONも体験を終えてすぐは「通いたい!」とやる気満々でしたね。ただ今回は、習い事を既に3つやっていて、他にも通うかもしれない候補があったため、心身の負担を考慮して通塾はひとまず見送りです。

なお、今回RIBONが無料体験したグリムスクールは満足度の高いものでしたが、教室や担当講師によっても授業の質は異なると思われます。ご興味のある方は、口コミ等で評判を確認するだけでなく、一度最寄りの教室を体験して、子どもの反応を見てから通塾を検討された方がよいでしょう。

 
以上TONELIKOでした。
 

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