Taroって誰?知らないアカウントがあったらESETアンチセフトを疑え!

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ESET アンチセフト セキュリティソフト
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10年以上前にサムターン回しで空き巣に会い、ノートパソコンを盗まれた経験を持つTONELIKOです。

先日、Windowsのノートパソコンを起動したところ、見慣れない青色の画面に身に覚えのないユーザ名が2つも表示されました。

「えっ、なにこれ?不正アクセスか?」

一瞬血の気が引きましたが、すぐにいつもの自分のアカウントだけのログイン画面に切り替わりました。早速調べてみたところ、これどうやら先日の記事「Windows8にセキュリティソフトESET Smart security導入1か月後の感想」でも紹介したESETアンチセフトの仕業のようです。

 

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Taroとhlxfcjvkって誰ですか?

起動時に表示されたユーザーを確認するために、「コントロールパネル > ユーザーアカウントとファミリーセーフティ > ユーザーアカウント > アカウントの管理」を表示してみました。

すると、自分のログインアカウントとGuest(アカウントはオフ)以外に、「Taro」と「hlxfcjvk」というローカルアカウントが2つありました。起動時に表示されたのは、たしかにこの2つだったような気がします。

「Taro」と「hlxfcjvk」って誰よ?まったく心当たりがないんだけど。

 

ESETアンチセフトが作った架空アカウント

不安だったので早速ネットで調べてみたところ、どうやらESETアンチセフトが作った架空アカウントだったようです。

ESETアンチセフトとは、「Windows8にセキュリティソフトESET Smart security導入1か月後の感想」でもチラッと触れましたが、パソコンが紛失や盗難された際に、ESETの専用サイトから探し出すための機能です。

Windowsのユーザーアカウントが勝手に作成された、または、PC内に保存していたデータ(ファイル)が消えた」より抜粋

ESETアンチセフト専用Webサイト上で端末のステータスを「紛失中」に変更した際に、「架空アカウント」というユーザーアカウント(制限ユーザー)を自動で作成する機能があります。

どうやら以前、試しにステータスを「紛失中」にしたことがあったため、自動的に作成された架空アカウントがそのままパソコンに残っていたようですね。

 

架空アカウントを作成させないためには?

基本的に架空アカウント内には、自分が作成したデータは保存されません。データはふだん利用している自分のアカウント内に保存されますので、その点は安心ですね。

また、万が一自分のアカウントでログインできない場合は、ESETアンチセフトのステータスが「紛失中」のままの可能性があります。「紛失中」の状態では架空アカウントのみパソコンにアクセスできます

そのような場合、ステータスを「デバイスを取り戻しました」に変更すれば、パソコンは自動的に再起動され自分のアカウントでのログインが可能になります。

なお、「架空アカウント」を作成させないためには、「ESETアンチセフト機能」を無効にしなければなりません。

 

あとがき

私はたまたま「架空アカウント」を発見しましたが、起動時に表示されたのは一回のみで、その後表示されたことはありません。実際には目にすることのない人の方が多いかもしれませんね。

でも、いつか何かの拍子に「架空アカウント」がひょいと姿を現すかもしれません。

もしESETアンチセフトを有効にしているなら、そんな時に慌てないよう、コントロールパネルから「アカウントの管理」を確認して「架空アカウント」ができていないか確認しておくことをおススメします。

 
以上TONELIKOでした。
 

※この記事を読まれた方は、是非下記の記事も合わせて読んでみてください。

 

ESETセキュリティソフトは軽くて使いやすいウィルス対策ソフトです。価格も良心的なのでおすすめですよ。


コメント

  1. ando より:

    はじめまして。突然失礼いたします。

    今ESETの、まさにこの「架空アカウント」のことで頭をかしげております。
    アドバイス頂けないでしょうか・・・。

    先日このソフトをインストールし、my.eset.comにサインインした後に適当な文字の架空アカウントが出てきて焦って消したものです。

    その後メールで「何者かが侵入した」旨の知らせが来ていて慌てて紛失扱いにしました。

    その時自動的にPCが再起動してログオンしたアカウントが最初に出てきた適当な文字の架空アカウントだったので、結局ESETが作ったアカウントだったのかなと思っているのですが、
    私は登録時に「taro」で架空アカウントを作っておいたので、そこが今気にかかっています。

    なぜtaroではなく適当な文字なのか・・・(文字の雰囲気はTONELIKOさんが見つけたものととてもよく似ています。適当なアルファベットです)

    あと、架空アカウントが出てきたときに「?このアカウントなに?」と、一度ログオンしたこともあり、それが侵入者扱いされてメールが来たのかなぁとも思います。(そもそもそのための機能ですし)

    でもやっぱり名前が違うのが気になってまだ紛失を解除できずにいます。
    TONELIKOさん的にはどう思われますか?
    やはりこれはソフトが作った架空アカウントと判断してもいいのでしょうか・・・。

    • TONELIKO より:

      andoさん、こんにちは。
      私もESETに関しては使い始めたばかりで、よく分からないのですが、おそらく架空アカウントではないでしょうか。

      架空アカウントには「taro」と「適当な文字列」の2通りがあるようです。私もちょっと気持ち悪いので削除しようかと思ったのですが、それで妙な動きをされても困りますし、今のところ実害はなさそうなので放置しています。

  2. ando より:

    TONELIKOさん、ご返信ありがとうございます。

    このソフトはまだあまり浸透してないみたいですね…検索しても同じような事例はありますが、数が少なく自分と全く同じパターンということないです。
    が、それらの事例も踏まえて考えて、やはりソフトが作った架空アカウントだと思うので、紛失を解除しようと思います。

    ありがとうございました!

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