ここ数日の冷え込みの激しさに、いよいよ『デイ・アフター・トゥモロー』が現実になるのかなあと、正月明けのボケ~っとした頭で夢想するTONELIKOです。
突然ですが、近くにいる人のiPhoneと、写真や動画等の各種ファイルや連絡先の交換を簡単に行えるアプリBumpが、今月いっぱい(2014年1月末まで)で終了となります。
これ重宝してたんですよね。残念です。iPhone同士でコツンとやるのが楽しくてお気に入りのアプリの一つでした。
どうやらApp Storeから削除されるだけでなく、既にインストール済みのBumpアプリも使えなくなるそうです。アプリ提供元のBump Technologiesは昨年Googleに買収されていますので、サービス終了はGoogleの判断によるものなのでしょう。
サービス終了するくらいなら買収すんなよ!と言いたいところですが、決まってしまったものは仕方ありません。Bump終了に備えてやっておきたいことと、代替サービスなどを考えてみました。
データを保存しておく
まずは、今までにBumpを使ってやり取りしたデータを保存しておきましょう。
今、Bumpを開くとこのような画面が表示されるはずです。
もし、表示されない場合は画面左下の「i」マークをタップすると「Export recieved items」という選択肢が表示されます。
「Export recieved items」をタップすると、データの送信先Eメールアドレスの入力を促す画面が表示されます。
案内に従って「メールアドレス入力⇒送信⇒OK」と進めていくと、指定したアドレス宛にエクスポートファイル(zip形式)取得のためのURLが送信されます。
受信メールにて、そのURLをクリックするとエクスポートファイルのダウンロードを開始します。なお、このダウンロード作業はPCで行った方がよいでしょう。私の場合iPhoneではダウンロードできませんでした。
AirDropを使う
Bumpの代替サービスとして、最も使い勝手が近いのはAirDropでしょう。ただし以下のような条件があります。
- iOS7以上
- iPhone5以上(4sでは使えません)/iPod touch第5世代以上/iPad4以上/iPad mini
- Wi-FiとBluetoothがオン
使い方は簡単です。まずは画面下からスワイプしてコントロールセンターを出し、AirDropをタップします。
「全員」をタップすると、近くにあるすべてのAirDrop対応デバイスがデータ送受信の対象になります。
「連絡先のみ」をタップした場合は連絡先データにApple ID(メールアドレス)が登録されている相手のみが対象になります。なお、「連絡先のみ」を選ぶ場合はiCloudをオンにしておく必要があります。
また、自分のiPhoneだけでなく相手もAirDropを有効にしてもらいます。
たとえば写真を送りたい場合は、その写真の左下のボタンをタップします。
このようなメニューが表示されますのでAirdropをタップします。しばらくすると相手が表示されますので再度タップします。
すると、相手のiPhoneにはこのように表示されます。相手が「受け入れる」をタップすると写真が届きます。
連絡先を交換したい場合は、送りたい連絡先を下へスワイプして「連絡先を送信」をタップするとAirDropがメニューに表示されます。そこから先は写真の場合と同じようにデータの送受信が行えます。
送受信できるデータは、他にもビデオや書類、ウェブページなどがあります。
AirDropは意外とバッテリーの消耗が激しいので、使わないときはオフにしておくことをおススメします。なお、AirDropをオフにしてもWi-FiとBluetoothはオンのままですのでご注意ください。
また、常に「全員」をオンにしておくと、見知らぬ人から検索される可能性があります。これもあまり気持ちの良いものではありませんので、やはりふだんはAirDropをオフにしておいた方がよいでしょう。
LINEを使う
実はこれ、LINEを使うのがもっとも簡単かもしれませんね。
写真や動画の送受信も簡単にできますし、とりあえずLINEのIDだけ交換すれば、あとはいくらでも連絡を取り合えます。実際、初対面でいきなり住所や電話番号まで交換しようというケースはあまり無さそうですし。
むしろ、住所や電話番号などの個人情報はもっと親しくなってから、というケースの方が今は多いのではないでしょうか。
最近では、特に若い人に多いですが、メールはやらないけどLINEならやってるという人もいるくらいですから。また、AirDropだとiPhone同士でしかデータのやり取りができませんが、LINEならAndroidなど他機種の携帯ともできます。
あとがき
いかがでしょうか?
Bumpがなくなっても、AirDropやLINEを使えば同様のことはできそうですね。ただ、いずれの方法も「コツン!」がなくてちょっと味気ないのが残念です。
以上TONELIKOでした。
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