ガッツーン!昨日の朝、家の中に派手な音が鳴り響きました。次女HANAの前歯がテーブルにぶつかった音です。
すぐに確認してみると、前歯左側とそのとなりの歯茎から出血しています。しかも、となりの歯はちょっと欠けているようです。HANAは、一瞬の間を置いて、思い出したように泣き始めました。
「歯が痛いよ~」「歯が痛いよ~」
30分も泣き続けています。でも、事故が起きたのは朝8時ちょっと過ぎ。近所の歯医者さんが始まるのは9時からですので、まだちょっと時間があります。
長男での経験
まあお恥ずかしい話なんですが、実は我が家で子どもが前歯をぶつけてしまったのは、今回が2回目なんですよね。
1回目は長男MAGが3歳頃で、家の中で風船を追いかけて遊んでいたら、転んでベッドのヘリに前歯をぶつけてしまったことがあります。かなり強烈なぶつかり方で、ベッドのヘリには今でも歯形が残っています。
前歯の右側か左側か忘れてしまいましたが、歯の向きが斜めに変わってしまう位の大怪我でした。もちろん、口の中は大出血で、慌ててMAGを背負って、かかりつけの歯医者さんに連れていったことを今でも覚えています。
夜中、営業時間外のところを頼み込んで診てもらい、MAGが暴れないよう簀巻きにして力任せに前歯の向きを元に戻していました。いや~、この文章書いているだけで、ゾッとしてきますね。確かまだ3歳で麻酔も使えなかったような気がします。
おそらく想像を絶する痛みですよね。大人でも叫び声をあげてしまうんじゃないでしょうか。
ただ、痛みの方は数日で消えたようですが、神経がやられてしまったらしく、しばらくすると歯が黒く変色してきました。でも、食事に関しては特に支障はなく、やがて乳歯が抜けると正常な永久歯が生えてきました。
次女もたぶん大丈夫
とまあ、こんな経験を10年ほど前にしたことがありましたので、今回はいたって冷静でした。
歯茎から血は出ているものの量は少なく、歯の向きも変わっていませんしグラつきもありません。今回も乳歯なので、仮に神経が死んでしまっても、生え変わればまず問題ないことは既にMAGで実証済みです。
とは言え、素人判断は危険なので、念のため歯医者さんの9時開院に合わせてHANAを連れて行くことにしましたが、歯科医院に着いた頃には、すっかり「歯が痛い」の大合唱は鳴りを潜め、いつも通りの笑顔をみせるようになりました。
歯医者さんに診てもらったところ、「たぶん放っておいても大丈夫でしょうが、もし痛みが止まらなかったり、歯が変色してきたら、また来てください」とのことでした。ほぼ予想通りの診察結果でしたね。消毒液を歯茎にチョンチョンっと塗っただけで、手術も特にしませんでした。
あとがき
子どもは大人の予想外の動きをすることが多いですよね。しかも、頭の重さが体全体に占める比率が高いので、どうしても転びやすく、反射神経も発達途中ですので、手をつかずに顔からぶつかってしまうことも多々あります。
大人がどんなに気をつけていても、完全に事故を0にすることは難しいと思います。事故が起こらないように家具のレイアウト等を工夫することも大切ですが、それでも事故が起こってしまった時は冷静に対処し、できるだけ早く信頼出来る病院に連れて行くべきでしょう。
なお、素人判断は危険ですので、事故が起こった際には必ず医者に診察してもらうようにしましょう。
以上TONELIKOでした。
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