本日、5月15日の記事「カブトムシ幼虫の蛹(さなぎ)観察セットを作ってみたよ♪」でご紹介した蛹室セットのカブトムシが、ついに成虫として活動を開始しました。
羽もグシャグシャになることなく、無事に成虫に羽化したようで、とりあえず一安心です。体全体に白い粉ダニが付いていますが、特に問題ないでしょう。
カブトムシの蛹室セットはひとまず成功しましたが、これまでの流れを振り返ってみたいと思います。
カブトムシ蛹室セットの幼虫投入から成虫活動開始までの流れ
- 5月12日:蛹室セットを作成し幼虫を投入。
- 5月31日:蛹室の作成と前蛹状態を確認。
- 6月5日:カブトムシが蛹になっているのを確認。
- 6月20日:成虫に羽化しているのを確認。
- 7月1日:地表に出て活動を開始。
今回はメスだから問題なく羽化できましたが、オスだったら蛹室のタテの長さが足りず角曲がりになっていた可能性もあります。やはりしっかりとした蛹室を作れるよう、マットをやや固めに押し固めてから幼虫を投入するべきでした。反省です。
なお、今回はコーヒービンの中で単独で蛹になりましたが、大きな飼育ケースで複数同時に飼育していると、ほぼ一斉に蛹化を始めます。そのメカニズムはよく分かりませんが、どれか一匹が蛹室を作り始めるとなぜか他の幼虫も同じように蛹室を作り始めるのです。不思議ですね。
ただし、雌雄や身体の大きさによって蛹の期間は異なりますので、一斉に羽化するとは限りません。羽化直後の成虫は驚くほど活発に動き回り、地中に潜ってまだ蛹の個体を傷つけてしまうこともあります。
蛹はちょっとでも傷が付くと致命傷になりますので、羽化した成虫が地表に出てきたら、速やかに他の飼育ケースに移し替えましょう。
昼間の河川敷
土曜日の昼、河川敷をプラプラ見回っていたら、クヌギの枝分かれから出ている樹液にノコギリクワガタのメスが吸い付いていました。ノコギリクワガタは基本的に夜行性ですが、比較的昼間でも活動する方なんですよね。
夜になれば、このクヌギは多くのカブトムシやクワガタで賑わうことでしょう。
カブトムシのペアリング
今年もカブトムシを産卵させて幼虫を育ててみようと思ったので、成虫をペアリングさせておきました。
方法は簡単です。メスの背中にオスをそっと乗っけてあげれば、たいていの場合自然に始めます。うまくできない場合は、メスが食事に夢中になっているタイミングを狙いましょう。
それでもダメでしたら、1週間位同じケースで同居させてください。なお、カブトムシはオスとメスを長期間同居させておくと、オスがメスを殺してしまうことがありますので、普段はできるだけ別々のケースで飼育することをオススメします。
この時期のカブトムシとクワガタは元気一杯
写真は飛び立とうとするノコギリクワガタのオスです。
まだまだこの時期は、カブトムシもクワガタも発生初期ですので元気一杯。飼育ケースから出すと、すぐに羽を広げて飛び立とうとします。
家の中でブンブン飛び回るクワガタを見て、次女HANAも大興奮でした!
以上TONELIKOでした。
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