セット開始3週間後!ついに蛹室できました。カブトムシが蛹になる準備中!

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カブトムシの前蛹 クワガタ・カブトムシの飼育
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5月12日にカブトムシの蛹(さなぎ)観察セットを作りました(「カブトムシ幼虫の蛹(さなぎ)観察セットを作ってみたよ♪」参照)が、6月2日に確認してみたところ、ついに幼虫が蛹室を完成させました。

狙い通り、ビン側面の見やすいところに蛹室を作ってくれましたので、まずは第一段階成功です。

現在は蛹になる前の前蛹(ぜんよう)という段階で、蛹室の中で蛹になる準備をしている状態です。前蛹になると、もうエサは食べません。ひたすら蛹室の中でじっとしています。

 

今後の展開予想

今のペースですと、おそらく6月中旬頃に蛹に脱皮し、7月初旬頃に成虫に羽化するものと思われます。体が固まってから地表に出て来るまで10日間ほどかかりますので、おそらく成虫として活動を開始するのは7月中旬頃になるでしょう。

自然界のカブトムシよりもちょっと成長が遅れているかもしれません。

 

振動に要注意!

ビンに衝撃を与えることは厳禁です。蛹室は周りのマットを押し固めて作られていますが、衝撃に弱く、すぐに壊れてしまいます。蛹室が壊れると蛹や成虫になることができません。仮になったとしても奇形になりますので、すぐに死んでしまいます。

外から様子を観察するぶんには構いませんが、子どもにビンを持たせると蛹室を壊してしまう可能性が高いので、保護者の方が一緒に見てあげた方が良いでしょう。

万が一、蛹室を壊してしまった場合はトイレットペーパーの芯で人工蛹室を作り羽化させる方法があります。人工蛹室の作り方はこちらのサイト「カブトムシの飼い方」に詳しいです。

なお、人工蛹室の手作りに自信のない方は、市販のミタニ 人口蛹室 サナギのへや BK-09を利用しても良いでしょう。国産カブトムシ専用のつくりになっており、蛹室の穴は4頭分あります。蛹室として使用した後は通常の飼育ケースとしても利用できます。

 

これまでの反省点

カブトムシの蛹室セット

前回作った蛹観察セットでは、コーラのペットボトルに貼り付けてあった黒いフィルムをビンに巻きつけたのですが、フィルムに残っていた粘着質がビンに張り付いてしまい、幼虫の様子を見る時に、そのフィルムをいちいち剥がさなければなりませんでした。

すると、フィルムを剥がす際に僅かながらビンに振動を与えてしまいます。ですので、上記画像のように、フィルムを反対に巻きつけてビンに張り付かないようにした方が良かったと思います。これならフィルムだけ下にスッとおろせば、振動を与えることなく中の様子を観察できます。

また、今回はカブトムシの幼虫が、斜めかつ下の方に蛹室を作っていました。国産カブトムシの幼虫は、ほぼ垂直に近い状態でタテに蛹室を作りますので、本来の姿からするとちょっと変形した蛹室ということになります。

これはおそらく、ビンにマットを詰める際に押し固めなかったからだと思われます。マットにはある程度の固さがないと、幼虫は蛹室を作りづらくなってしまいます。幼虫をビンに投入する前に、窒息しない程度に、やや固めにマットを押し固めておくべきでした。

 

あとがき

とはいえ、とりあえず狙い通りビン側面に蛹室を作ってくれてホッとしました。

でも、この蛹室の形だと幼虫がオスだった場合、角曲りになってしまう可能性も高いなあ。
無事、蛹になってくれるといいのですが・・・

蛹化しましたら、またこのブログでご報告しますね。

 
ところで、つい先日nanapiに「カブトムシを飼う前にしておくべき準備」を投稿しました。今までの飼育経験から得られたノウハウが満載の記事です。是非ご覧ください。

 
以上TONELIKOでした。
 

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