なんか最近、エアコンの効きが悪いなー
設定温度下げまくっても、全然冷えないし。
強風にしても駄目だなー
ちゃんと風も出てるみたいだけど、なんでだろー
我が家は通気がイマイチなためか家の中に熱がこもりやすく、夏場は夜エアコンをつけっぱなしにしておかないと、暑くて寝られないくらいです。
最近では室内でも熱中症で亡くなった人がいるくらいですから、エアコンが効かないと最悪命に関わりますよね。
面倒くさがりのTONELIKOですが、さすがにエアコンの不調のせいで人生を終わらせるのは嫌なので、「なんとかせないかんな~」と、対策を講じることにしました。
エアコンが冷えない5つの原因
エアコンが冷えない原因を簡単に対処できる順に並べてみると、このようになります。
- リモコンの設定間違い
- 室外機の設置場所に問題がある
- 汚れがたまっている
- ガスが足りない、漏れている
- エアコンが壊れている
まず、「1.リモコンの設定間違い」です。単純に冷房と暖房が間違っていたとか、温度設定がおかしかっただけなら、ピピっとリモコンボタンを押せばすぐ解決ですね。
次に「2.室外機の場所に問題がある」ですが、室外機の周りに物が置いてあって空調を妨げていたり、直射日光が当たっていると正常に熱交換ができなくなり、室内に冷えた空気が送られなくなることもあります。
これも確認すればすぐ分かりますね。直射日光が当たっているようなら室外機を移動するか、日除けカバーを設置して対処しましょう。
▼ 本日のエアコン室外機カバー人気ランキングベスト3はこちら
Powered by amaprop.net
「3.汚れがたまっている」場合、自分で掃除する方法と、業者に依頼してクリーニングしてもらう方法があります。
で、素人が自分でなんとかできるのはここ(1~3)までですね。
「4.ガスが足りない、漏れている」と「5.エアコンが壊れている」が冷えない原因だった場合は、専門業者に修理してもらうか、エアコンを買い換えることになるでしょう。
自分でエアコンクリーニングすることに
とりあえず、「1.リモコンの設定間違い」と「2.室外機の場所が悪い」が原因でないことはすぐ分かったので、次にできることは「自分でクリーニング」です。
エアコンクリーニングの業者に依頼することも考えましたが、お金をかけたくないのと1分でも早く部屋を冷やしたいので、まずは自分でトライしてみることにしました。
んで、ここからはあくまでも素人の自己流クリーニングだということをあらかじめお断りしておきます。機種によってもやり方が異なるかもしれませんし、もっと簡単な方法もあるかもしれません。
「同じようにやって、かえっておかしくなった!」なんてクレームつけられても困りますんで、参考にするなら自己責任でお願いしますね。
最低限用意するもの3つ
- 使いふるしの歯ブラシ
- ぞうきん
- 掃除機
今回のエアコンクリーニングで使ったものはこれだけです。なお、市販のエアコン洗浄スプレーを使うことも考えたのですが、やめました。
真偽の程はわかりませんが、「エアコンが壊れる」とか「洗浄後に水で洗い流さないと、エアコンから有害な空気が出て気持ち悪くなる」なんて話もあれば、「まったく問題なくクリーニングできた」という声もあります。
私の場合、結果的には使わなくてもクリーニング効果はバッチリだったのですが、もしダメだったら試してみたかもしれません。
▼ 人気と評価の高いエアコン洗浄剤はこちら
売り上げランキング: 83
こちらのレビューを見ると、かなり強力に洗浄できるようですね。すすぎ洗いすれば空調も問題なさそうだし、使ってみればよかったかも・・・
実際にやったエアコンクリーニングの手順
クリーニングした箇所はエアコン室内機の3つの部分です。
- フィルター
- 蒸発器(アルミのフィン)
- 吹き出し口(中の室内ファンも含む)
プロの業者ならもっと中の方までできるのでしょうが、私のような面倒くさがりの素人ができるのはこれくらいです。
かなり汚れがたまっていたので、念入りに掃除したら1時間くらいかかりました。
では、具体的なクリーニングの手順を説明しますね。
手順1:運転を停止して電源プラグを抜く
手順2:エアコンフィルターを外す
手順3:蒸発器を歯ブラシで掃除
蒸発器(アルミのフィン)を使い古しの歯ブラシで掃除します。アルミ部分は強く力を入れるとすぐに変形しますので、力加減に気をつけながら丁寧に汚れを取り除きます。
本来は前面グリルを外した方が、よりくまなく掃除できるのでしょうが、ネジを外したりするのが面倒なのでそこまではやってません。
実際に掃除してみると、かなり目詰りしていたようですね。大量のゴミが取れました。
手順4:吹き出し口を歯ブラシで掃除
吹き出し口も同様に使い古しの歯ブラシで念入りに掃除します。中をのぞき込むと室内ファンにも汚れがこびりついているので、こちらも歯ブラシを奥まで突っ込んで掃除します。
ルーバー、室内ファン共に大量のゴミがこびりついていました。これが空気の流れを悪くしていたのでしょう。
手順5:ぞうきんで汚れを拭き取る
蒸発器(アルミのフィン)、吹き出し口、エアコン室内機全体の汚れを乾いたぞうきんでよく拭きます。
この時点でエアコンの真下には大量のホコリのかたまりが散乱しています。
ウエ~、なんじゃこりゃー
▼ これ使ったほうがよかったかも・・・
壁掛用 エアコン洗浄カバー KB-8016
⇒口コミはこちら
手順6:掃除機で吸い取る
蒸発器、吹き出し口、フィルターの汚れを掃除機で吸い取ります。
フィルターを掃除する際の注意点は外側から吸い取ることです。内側からだとかえってフィルターの目にゴミがつまってしまいますので。
また、エアコンの下に散らばったホコリのかたまりをくまなく掃除機で吸い取ります。
手順7:運転再開
電源プラグをコンセントに入れて、運転を開始します。
うおー、なにこれ!
スゲー冷えてる!!
となれば成功です。おめでとうございます。
手順8:もう一度掃除機をかける
おそらく、取りきれなかったホコリが大量に吹き出し口から吐き出されるはずです。10分もすればほぼ出尽くしますので、飛び散ったホコリを掃除機で吸い取って終了です。
あとがき
結局、エアコンが冷えなかった原因は、今回の場合「汚れ」だったことがハッキリと分かりました。
実際、クリーニング前は「18度の強風」に設定してもまるで冷えなかったのが、クリーニング後は「26度の自動運転」でも冷え冷えで寒すぎるくらいです。
我が家のエアコンがこんなにも優秀だったことを初めて知りました。
今までさんざん、
「役立たず!」とか
「使えねー」とか
「ほんとウチのエアコン、う◯こだな~」とか、毒づいてスイマセン。
ダメダメなのは今までろくにクリーニングしなかった自分のようですね。ハイ。
とりあえず、夏のクソ暑い中、1時間もエアコンの汚れと格闘した成果は十分にありました。電気代も節約できるし。
ただし、素人のクリーニングなので、もちろん完全ではないと思いますし、それなりに時間と労力もかかります。
今回は大丈夫でしたが、やり方を間違えるとエアコンを壊してしまうリスクもあります。
お金をかけてでもいいから完璧なクリーニングをしたいのであれば、やっぱり専門業者に依頼した方がよいでしょう。
▼こちらのサービスでは複数業者に無料の一括見積りができます。
以上TONELIKOでした。
※この記事を読まれた方は、是非下記の記事も合わせて読んでみてください。
コメント