大切なファイルを削除してしまった!ゴミ箱も空にしてしまったし、どうしよう?
そんな経験はありませんか。でも、もしそのファイルがDropboxフォルダに入っていたのなら安心です。パソコン内の削除ファイルを復元する専用ソフトもありますが、そんなソフトをインストールする必要もありません。
ブラウザからDropboxアカウントでログイン
まずは、WebブラウザからDropbox – ログインにアクセスして、自身のアカウントでログインします。
削除したファイルとフォルダを表示
ログイン後のページ右上に「ゴミ箱」マークがあるので、これをクリック。すると、削除後30日以内のファイルやフォルダが薄く灰色で表示されます。
復元するファイルやフォルダを選択
フォルダ内のさらに特定のファイルを復元したいなら、そのフォルダ名をクリックすれば中身が表示されます。
また、フォルダごと復元するなら、復元したいフォルダ名の列の余白をクリックして選択します。さらに複数フォルダを選択していっぺんに復元するなら、Shiftキー(連続している場合)もしくはCtrlキー(飛び飛びの場合)を使って選択します。
ファイルやフォルダを復元
ファイルやフォルダを選択すると、その列が薄い青色になります。選択後に表示される「復元」をクリックすると、フォルダ内の全ファイルが表示されますので「フォルダを復元」をクリックして復元させます。
いかがでしょうか。とても簡単ですね。
条件は削除後30日間以内
Dropboxは過去30日間以内であれば、フォルダ内で加えた変更内容のスナップショットを保管しているので、削除したファイルの復元が可能です。なお、Dropboxはそのプランによって復元できる期間が異なります。
- Dropbox ベーシック(容量2GBの無料プラン): 30日間
- Dropbox プロ(容量1TBの1,200円/月) + エクステンデッドバージョン履歴購入: 1年間
- ビジネス向け Dropbox(1ユーザーにつき1,500円/月) : 無制限
あとがき
どんなに気をつけていてもヒューマンエラーを完璧に防ぐことは難しいので、このような復元機能があるといざという時に助かります。
クラウド・ストレージサービスと言うと、どうしても容量と価格だけでその優劣を判断してしまいがちですが、実際に利用してみると、こういった地味な機能が意外とユーザーの役に立つこともありますので、サービスを選ぶ際には要注意ですよ。
以上TONELIKOでした。
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