Movesは、iPhoneにインストールしておくだけで、日々の行動(ライフログ)を自動的に記録してくれるアプリです。
移動した場所や時間をかなり正確に記録してくれるので、「あれっ、この日のこの時間はどこにいたんだっけ?」なんて時に重宝します。また、毎日の歩数も分かるので健康管理にも役立ちます。
さらに、本来意図した使われ方ではないかもしれませんが、iPhoneを無くしてしまった時にも役立ちます。iPhoneの紛失・盗難時に役立つアプリとしては、iPhoneを探すが有名ですが、これ電源が切れてしまうと地図上にiPhoneの位置を表示できないんですね。
iPhoneを探すで紛失モードにすると、デバイスが今ある場所だけでなく、これまでにどのように移動したかも表示するのですが、オフラインではどちらもできなかったはずです。
iOS8になってからできるようになったという話も聞かないので、今でもできないはずですが、万が一間違っていたらご指摘ください。
いずれにせよ、電源が切れる直前までiPhoneの位置を記録してくれるMovesは、紛失・盗難時にも役立つアプリですので、是非iPhoneにインストールしておくことをおすすめします。
ただ、Movesの記録をPC(パソコン)で確認するには、ちょっとばかり手間がかかりますので、備忘録としてその方法を残しておきたいと思います。
iPhoneにてアカウントを作成
まずはiPhoneにてアカウントを作成します。Movesアプリを開いて画面上部に表示された「作成する」、もしくは右下のMマークをタップ。メールアドレスとパスワードを入力し、指示に従いながら進めていけばOKです。
PCのMoves公式サイトからExport Dataをダウンロード
PC(パソコン)のブラウザからMoves公式サイトにアクセスし、メールアドレスとパスワードを入力して自分のアカウントにサインインします。
「Export Data」タブを開き、「Doenload」をクリックします。すると、「moves_export.zip」という圧縮ファイルがPCにダウンロードされます。
kml.zipを解凍
ダウンロードした「moves_export.zip」を解凍すると、「About Moves Data Export Formats.pdf」というファイルの他にいくつかの圧縮ファイル(zip)が出てきますので、その中の「kml.zip」を解凍します。
Googleマップで展開し確認する
ブラウザでGoogleマップを開き、左上の「マイマップ」をクリックします。なお、Googleにログインしている必要があります。
「作成」をクリックし、「インポート」をクリックします。ここで解凍したkmlフォルダ内のkmlファイルをドラッグもしくはPCから選択すれば、Googleマップに展開されます。
ためしに、ディズニーランドへ行った日の足跡を確認してみます。「kml > daily > storyline」フォルダを開き、該当日時のkmlファイルを、ブラウザ上のファイル選択位置にドラッグ。
グレーの線が行動ルートですね。この通り一日の行動記録がGoogleマップ上に展開されました。
もちろん、iPhoneのMovesアプリ同様、何時何分から何時何分まで、どこからどこまで、どれ位の距離を、何歩歩いたかといった詳細なデータも表示できます。
あとがき
iPhoneは便利なのでついつい頼り切ってしまいますが、紛失・盗難などに見舞われると中のデータまでいっぺんに失うことになり、途方に暮れる羽目になります。
その際には、iPhoneを探すも決して万能ではありませんので、MovesでもiPhoneの場所の手がかりをつかめるようにしておくことをおすすめします。きっと、iPhoneが見つかる可能性がグッと高まるのではないでしょうか。
以上TONELIKOでした。
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