アミュー厚木(amyu)のテナントにみる市民をターゲットとした複合施設

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アミュー厚木 amyu グランドオープン 厚木
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本日、旧パルコ跡地のビルにアミュー厚木(amyu)がグランドオープンしました。

このビルは長らく閉鎖状態が続いていましたが、平成24年11月に厚木市が取得し、市のにぎわいを創出し市街地活性化を目的として、新たな複合施設としててリニューアルオープンの日を迎えることとなりました。

駅前には、他にもミロードやイオン、イトーヨーカドーといった大型商業施設が存在し、そのような競合環境の中で、アミュー厚木がどのような役割を担おうとしているのか、厚木市民の注目が集まっていました。

アミュー厚木は地下1階から4階までがショッピングゾーン、9階は映画館、5階から8階まではあつぎ市民交流の場としての公共施設となっています。今回は、アミュー厚木が目指すところと実際の市民の反応をたしかめに足を運んでみることにしました。

 

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オープニングイベント

アミュー厚木 amyu オープニングイベント

アミュー厚木は24,25日まではプレオープン、26日に本格的にグランドオープンを迎えました。その4月26日(土)は10時ちょっと前に現地到着したところ、ちょうどオープニングイベントが始まるところでした。

数多くの風船を一斉に飛ばしての賑やかなイベントでしたね。当日はグランドオープンを祝うように、青い空が広がる快晴でした。雨にならずにホッと胸を撫で下ろしている関係者の方も多かったのではないでしょうか。

オープン時には入場を待つ長蛇の列ができており、話によると10時オープンにも関わらず8時頃には、既に入口前にかなりの人数が集まっていたそうです。

 

地下1階から4階までのショッピングゾーン

あつまる

ショッピングゾーンの代表的な店舗としては、地下1階にザ・ダイソーや厚木市まるごとショップ あつまる、1階には百貨店のサテライトショップ MI PLAZA、2階にはシュープラザ、3階にはユザワヤ、4階は全フロアにブックオフ プラスがテナントとして入居しています。

ざっと見たところ、以前パルコだった頃とはガラリと雰囲気が変わり、トレンドに左右されない、どちらかと言えば生活必需品に近いものを扱っている店舗で固めていますね。最近流行りのショッピングモールが、ユニクロやGAP、OLD NAVYなど、華やかな店舗を充実させているのとは対照的です。

おそらく、市外からの集客は難しいものの、厚木市民の一定層からは確実に利用されることが予想できる堅実な店舗構成と言えるでしょう。

 

9階の映画館

映画.comシネマ

9階の「アミューあつぎ映画.comシネマ」には、スクリーン2つと多目的ホールがあります。料金は一般1,000円、学生とシニアは800円、小学生以下は500円、さらに映画.comシネマ会員になると500円と、一般的な映画館に比べると格安です。

なお、近隣の海老名にあるTOHOシネマズ海老名やイオンシネマ海老名のように最新映画は扱っていません。現在上映中の映画は「レ・ミゼラブル」や「かいけつゾロリ」などです。

お気に入りの映画をスクリーンでお手頃価格で楽しみたいというニーズに応えてくれる映画館と言えますね。ここにも、一般的なシネコンとは、そのコンセプトにおいて一線を画している様子がうかがえます。

 
アミュー厚木 9階ソファー

ちなみに9階フロアの映画館入口前には、たくさんのソファが並んでいます。窓からの眺めも良いので、館内を歩きまわって疲れた時にはここでゆったりとくつろげますよ。

 

5階から8階までの公共施設

あつぎ市民交流プラザ窓口

5階から8階まではサロンスペースやスタジオ、アトリエ、活動室、屋内広場などが数多く用意されていますが、当日はソニーやリコー、NTT、神奈川工科大学など、厚木市内で活動している企業や大学の協力を得て、様々な催し物が開催されていました。

 
アミュー厚木 8階実験教室

こちらは8階の屋内広場で行われていた、神奈川工科大学による実験教室の様子。

 
アミュー厚木 7階 熱闘!紙バトラー

こちらは7階のルーム(活動室)で開催されていたリコーによる「熱闘!紙バトラー」の様子です。子供たちが書いたモンスターのイラストで対戦するゲームなのですが、スクリーンに映し出された白熱したバトルに会場は大盛況でした。

 
アミュー厚木 6階 魚のイラストが画面で泳ぐ

こちらは6階のオープンラウンジの様子です。子供が魚のイラストにぬりえをすると、タブレットで撮影しラウンジの大画面に向けて、タブレットから魚をフリックして飛ばします。すると、大画面にその魚が現れて泳ぎ始めるという仕掛けです。

うちの娘達はよほど楽しかったのか、ふたりともカラフルな魚を4匹以上描いて大画面に転送していました。

 

まとめと気になったこと

以前、アミュー厚木のコンセプトや入居予定店舗に関する記事を広報誌等で見た時には、あまり特徴が感じられず、いまいちピンとこなかったのですが、実際に訪れてみたところ、かなり印象が変わりましたね。

全体的に他市からの集客を促すような派手さはありませんが、すべてのフロアにおいて、厚木市民にターゲットを絞り込んだテナント構成であると感じられました。特に子供たちには、5階から8階までのあつぎ市民交流プラザはとてもワクワクできる楽しいスペースです。

楽しいだけでなく教育効果が期待できそうなイベントが多いので、また是非子供たちと一緒に遊びに行きたいですね。

ただ一点だけ気になったのが通信環境です。私はソフトバンクのiPhoneを使っているのですが、4GもWi-Fiもつながらず3G回線になることがしばしばでした。6階には一応NTT東日本の無料Wi-Fiが入っていますが、契約者以外は30分/日のみと使い勝手が良いとは言えません。

館内に長時間いると、iPhoneが通信回線を探すためかバッテリーの減りが異常に激しくなります。キャリアによっても異なるのかもしれませんが、もう少し通信環境を改善してもらえると嬉しいですね。

 
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以上TONELIKOでした。
 
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