2016年3月12日に新たに開園した「あつぎこどもの森公園」に行ってきました。
小さな山を自然をできるだけ残した状態で、子供たちが自然体験活動を楽しめるように作られた公園です。
公園の目玉とも言える「森のすべり台」や「リスの道」、「森の空中回廊」もしっかりチェックしてきましたよ。
中央入口
あつぎこどもの森公園は荻野運動公園の道路を挟んで向かい側にあります。
標識に従って脇道に入り、50mほど登って行くと中央入口が見えてきます。
入口はなぜかロールバー式ゲートでした。入場無料の公園では珍しいですね。入場者数をカウントしているのでしょうか?
管理棟
管理棟にはジュースの自動販売機があります。なお、自動販売機があるのは他には作業小屋だけです。
管理棟の中に入ると、こじんまりとした「森の図書館」という読書スペースがあります。
さらにその奥には小綺麗なトイレがあります。身体障害者の方や赤ちゃんと一緒に入れる「みんなのトイレ」もあるので安心ですね。
なお、トイレは管理棟と作業小屋のみ。あとは「ムササビの道」の入口近くに仮設トイレがあるだけです。
あずまや
「あずまや」は管理棟の先を登りきって、さらに降りたところにある屋根付きの休憩所です。
ムササビの道
「あずまや」の先に「ムササビの道」があります。ネットを這って登って行くというアスレチックです。
当日はすぐ近くに仮設トイレがありました。ここから上にはトイレがありませんので、ちょとでも行きたいなら入っておいた方が無難です。
「ムササビの道」を登らなくても、階段を登っていくこともできます。ただし、かなり急な勾配で幅も狭いのでご注意ください。
森のすべり台
「ムササビ」の道を登り切って、さらにちょっと登ると「森のすべり台」の塔が立っています。塔内のらせん状の階段を登って行けばスタート地点です。
くぬぎの丘
「森のすべり台」を滑らずに、もうすこし上に足を伸ばすと「くぬぎの丘」があります。
森の空中回廊
「ムササビの道」近くの湿地からぐるっと公園内を1周するようにつくられており、「リスの道」近くを通って東入口近くの「冒険の森」まで続きます。
「森のすべり台」との交差地点は、滑り降りてくる子供を撮るには絶好のシャッターポイントになっています。
空中回廊の最高地点は「リスの道」の近くで、地上からの高さは約10.5mあります。
えのきの広場
なんてことない広場ですが、夏にはえのきの葉が生い茂るのでしょうね。周りを「森の空中回廊」が取り囲み、「リスの道」が設置されています。
リスの道
木の上を走り抜けるように、ゆれる通路や細いネットのリングの中をくぐり抜けてリスの気分を体感する遊具です。
前半はゆれる通路、後半は細いネットのリングの中をくぐり抜けます。
リングはかなり狭く長いので体の大きな大人の方や小さなお子さんは途中の階段で降りたほうがいいかもしれません。
う~ん、やっぱり狭いですね。基本的には6歳~12歳の子供が対象なので大人には厳しいと思います。
出口は「森の空中回廊」につながっています。ちなみに、下から上への一方通行なので、こちらからは入らないように気をつけましょう。
こならの丘
「森の空中回廊」を「リスの道」から「冒険の森」へ行く途中に登り階段があります。登った先の小高い丘が「こならの丘」です。
こじんまりしたスペースにイスとベンチがちょこんと設置されています。
冒険の森
開園日には、ターザンロープやハンモック、ひみつきちなどが設置されていて、子供たちが楽しそうに遊んでいましたが、常設の遊具というわけではなさそうでした。
ふだんはどのような感じなんでしょうね?
東入口
東入口には駐車場もなく、ひっそりとした印象です。徒歩圏内の人以外が利用することはほとんどないでしょう。ちなみに、こちらもロールバー式ゲートです。
作業小屋
東入口を入ってすぐ左手に作業小屋があります。体験プログラムの交流スペースとして利用されます。
いろりがあります。農作業体験などで収穫した作物をここで調理するのでしょうね。
ランチについて
ご覧のとおり、あつぎこどもの森公園には飲食店はありません。管理棟と作業小屋にジュースの自動販売機があるだけです。
園内でランチをとるなら、入園前に食べ物を用意しておく必要があります。
なお、近隣にお店はありませんが、道路を挟んで向かいの荻野運動公園には、体育館内に売店があります。
駐車場
無料駐車場は中央入口の両脇に二つあります。駐車スペースをざっと数えたところ、二つの駐車場合わせておおよそ55台分でした。
なにか特別なイベントでもない限り、満車で入れないということはあまりなさそうです。
もし、満車だった場合は、おとなりの荻野運動公園の駐車場に停めればよいでしょう。
ただし、閉園時間(4~9月は17時、10~3月は16時)にはきっかり閉まりそうですので、その点は注意した方がいいですね。
案内図とおもな施設
案内図
おもな施設
- 森の中を歩く(森の中に連続的に配置された観察トレイルとして)日本一長い「森の空中回廊」
- (超高分子量ポリエチレン製すべり台の中で)日本一長い森のすべり台「森のすべり台」
- 動物の動きを体感できる遊具「リスの道」、「ムササビの道」
- 農体験「田んぼ」、「こどもの森農園第一、第二」
- 管理棟の森の図書館では本を読むことができ、自然についての知識や教養を身につけることができます。
- 作業小屋にはかまどやいろりがあり、様々な体験プログラムを通じて豊かな自然を感じることができます。
▼2016年3月12日開園日の様子です▼
概要
入場料 | 無料 |
開園時間 | 4月~9月 9:00~17:00 10月~3月 9:00~16:00 |
休園日 | なし ※諸事情に応じて臨時に休園する場合あり。 |
駐車場代 | 無料、約55台 |
公式サイト | あつぎこどもの森公園 |
お店情報 | 管理棟と作業小屋にジュースの自販機あり。売店はありません。 |
所在地 | 〒243-0202 神奈川県厚木市中荻野916-2(管理棟) TEL:046-210-3433 |
トイレ | 管理棟、作業小屋にあり。 「ムササビの道」の下に仮設トイレ。 |
その他 |
|
アクセス | 【車】 本厚木駅から約25分 【バス】 厚木バスセンターから 半原行き乗車、稲荷木下車 宮の里行き乗車、宮の里東下車 などで約40分。 |
アクセスマップ
ナビの目的地設定がうまくいかない場合は、「荻野運動公園」に設定するとよいでしょう。
※この記事を読まれた方は、是非下記の記事も合わせて読んでみてください。
以上TONELIKOでした。
コメント