読書習慣は学力向上の効果も!子どもを読書好きにさせる5つの秘訣

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読書する子ども 子供の読書
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読書する子ども
photo credit: The Real Estreya via photopin cc

最近すっかり伊坂幸太郎にハマっているTONELIKOです。

先週は小1の長女がインフルエンザによる学級閉鎖で1週間お休みだったので、妻が図書館で長女の好きそうな本を10冊借りてきました。すると、1日2冊位のペースであっという間に読み終わってしまったそうです。

長女がひらがなやカタカナを完全に読めるようになったのは昨年の夏頃でしたが、今ではすっかり読書大好き少女になってしまい、毎日のように学校の図書室から新しい本を借りてきています。

ところで、最近こんな記事を見つけました。

ビル・ゲイツやウォーレン・バフェットのような世界的な富豪たちが習慣にしていることの一つに「毎日30分以上の読書」があるそうです。「私も毎日30分以上読書しているのに富豪じゃないのはどういうこと?」というツッコミが、この記事を読んだ世界中の読者からあがっていそうですが、まっ、それはそれとして・・・。

読書にはストレス解消といった精神衛生面での効果以外にも、語彙力、読解力、集中力、他人への共感力といった能力が向上するというメリットがあります。

たとえば小学校の教科で考えると、国語の学力向上に効果があることは容易に想像できますが、他の教科もその説明の多くが文章で表現されているので、語彙力や読解力が高ければ高いほど学力向上に有利に働くことは間違いありません。

将来の収入や学力向上にもプラス効果が期待できる読書習慣ですが、では、どうすれば子どもを読書好きにさせることができるでしょうか。その秘訣は5つあります。

 

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1.親が普段から読書を楽しむ

使い古された言葉ですが、子どもは親の背中を見て育ちます。自分の親が普段からテレビばかり見ていれば、子どもは「テレビは楽しいもの」という先入観を持つことになります。一方で、親が普段から楽しそうに読書をしていれば、子どもは「読書は楽しいもの」と思うでしょう。

親がまるで本を読まないくせに、子どもに読書をすすめても説得力がありませんよね。「先ず隗より始めよ」ということです。

ところで、私は最近iPhoneのKindleアプリで読書することが多いのですが、ちょっと困ったことがあります。子どもが見ても、WebブラウザやYouTubeを見ているのと、あまりその様子が変わらないので、本を読んでいるようには見えないんですね。なので、最近は自宅では紙の本、外出先では電子書籍と、読む本を使い分けるようにしています。

 

2.毎日読み聞かせ

幼児期にはできるだけ毎日絵本の読み聞かせをするようにしていました。絵本の読み聞かせを嫌がる子どもって、あまりいないんじゃないでしょうか。我が家の場合、さいわい祖父母からプレゼントされた絵本がたくさんありましたが、マンネリを感じたら図書館で借りてきます。

子どもは、いつも絵本を読んでもらいながら育つと「本は楽しいもの」と認識するようになります。で、いずれ子どもが字を読めるようになってくると、親に「これ読んで」とせがむより、自分で読んだ方が手っ取り早いことに気づきます。

こうなると、親はもう読み聞かせする必要はありません。幼児期の読み聞かせは手間がかかりますが、この時期に手間をかけることで後々楽できるようになります。

 

3.テレビを見る前に1冊絵本

現在、長女は7歳で次女は4歳です。この年頃の女の子の例にもれず、娘たちはプリキュアやアイカツ、ディズニープリンセスなどが大好きです。当然暇さえあればこれらを見たがりますが、次女の場合、テレビを見る前には1冊絵本を聞くことが暗黙のルールになっています。

で、長女の場合は「テレビ前に10分読書」というルールになりますが、今ではこのルールを適用することはありません。親が何も言わなくても、自宅でも学校でも勝手に本を読んでいるからです。次女も今のうちに習慣づけていれば、字が読める頃には自分から本を読むようになるでしょう。

 

4.手に取りやすい場所に子ども向けの本を置く

せっかく自宅に絵本があっても、子どもの視界に入らなければ気づくこともありません。我が家ではリビングには大きな本棚を置き、子どもの目線に合わせて読みたくなるような本を入れています。さらに普段はテレビの電源を切っていますので、自然と「何か面白い絵本はないかな?」と本棚に向かうようになります。

またiPadにも、子どもの好きな絵本アプリをいくつか入れておきます。過去記事「iPhone/iPadの絵本アプリおしりたんてい:なんでもおならで事件解決!」でも紹介しましたが、「おしりたんてい」シリーズは娘たちの大のお気に入りです。

 

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5.親の好みを強制しない

親にとっては、名作と言われる本や将来役に立つ本を読んで欲しいところですが、期待するのはやめましょう。この時期の読書にもっとも大切なことは、何よりも「読書の魅力を知り、読書を好きになること」です。

また、親が役に立たないと思っていても、子どもが好きな本にはその子が本能的に求めているものが何かしらあるはずです。何が役に立つかなんて誰にも分かりません。私も子どもの頃はよくマンガを読んでいて親から注意されましたが、新しい言葉や漢字、人間関係の機微、社会の仕組みなど多くのことをマンガから学びました。

ですから、極端に大人向けで精神面に悪影響を及ぼすようなものでない限り、マンガだろうが絵本だろうが、その子が好きな本を読ませてあげればいいのです。もちろん、親が読んで欲しい本をすすめるのは構いませんが、読書嫌いになってしまっては元も子もないので強制は厳禁です。

 

あとがき

今、7歳の長女が大好きなのが「かいけつゾロリ」シリーズです。このシリーズは中二の長男も昔大好きでしたね。正直なところ、私には何が面白いのかよく分からないのですが、小学生低学年の多くの子どもたちが好きですよね。

また、最近では「わたしのママは魔女」シリーズが面白いそうで、よく学校から借りてきて読んでいます。いずれ全巻制覇してしまいそうな勢いです。

子どもの頃に何かに夢中になってハマる経験は大切です。かりに読書が何の役に立たなくても、時間を忘れて没頭できるような本に出会えることはとても幸せなことではないでしょうか。

 
以上TONELIKOでした。
 

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