ダチョウのじょうぶな身体が羨ましいTONELIKOです。
前回の「野毛山動物園は入園料無料!横浜でのんびりまったり2時間満喫!前編」の続き、後編です。前編では、多種多様なサルや、キリン、トラ、コンドル等、迫力の大型動物を中心に紹介しました。
園内には他にも見どころが色々あるんですが、メインの一つは小動物と触れ合える「なかよし広場」ですね。後編では、この「なかよし広場」を中心に紹介します。
なかよし広場
モルモットやニワトリ、ハツカネズミ、ヒヨコなどの小動物とのふれあいを楽しめる広場です。利用時間は、9:45~11:45、12:15~14:15、14:45~16:15。
様々な模様のモルモットがいますが、こちらは真っ白なモルモットです。目が赤くてきれいですね。アルビノってやつでしょうか。
ハツカネズミです。色は白と茶色の2種類いました。
可愛らしいヒヨコです。たまにウンチをしますのでご注意を。ウン悪く排便されてしまったときは、近くの柱に備え付けのトイレットペーパーで処理しましょう。
ニワトリが普通に「なかよし広場」の中を徘徊しています。どれでも捕まえて抱っこできますよ。ただ、小さな子どもには捕まえるのは難しいので、親が捕まえてあげた方がいいでしょう。
「ラットのおうち」から、はしごやロープをつたって「なかよし広場」内を駆け回れる仕掛けができています。
ヒョイと見上げてみると、頭上のロープやはしごをつたって元気に駆け回っているラットがいたりします。
多くの方にとっては、あまり”なかよし”にはなりたくなさそうな蛇「アオダイショウ」も。
動物を触ったら、ちゃんと手洗いをしましょう。この通り、お湯の出る蛇口もあります。細かな配慮ですが冬の寒い時期にはありがたいですね。
フンボルトペンギンと休憩所
なかよし広場のすぐ向かいにフンボルトペンギンがいます。
また、「なかよし広場」のすぐ近くにはテントの店と自販機があります。おにぎりやアメリカンドッグ等の軽食が販売されていますので、当日はこちらでランチを取りました。
なお、野毛山動物園で食事をとる場合は、こちらか出入口の「なかよしショップ」のいずれかということになります。
ちなみにアメリカンドッグも、
トルティドッグも棒が付いていません。店員さんに聞いたところ、動物が誤って呑み込んでしまわないようにとのことです。
すぐ近くの休憩所には鳩に混じってクジャクもうろついています。どう見てもエサ目当てですね。
「しろくまの家」で動物気分
野毛山動物園には「しろくまの家」という動物のいない一風変わった檻があります。ここでは、かつてホッキョクグマが飼育されていたらしいのですが、ズーラシアに移管したため、実物大の熊の模型を展示しているそうです。
「しろくまの家」では飼育舎の中に自由に出入りできます。たまにはいつもとは反対に、来園客から見物される動物気分を味わってみてはいかがでしょうか?
仮設爬虫類館
イグアナやオオトカゲ、リクガメなどが、室内で飼育されており、外から窓越しに観察できます。
こちらはグリーンイグアナ。
こちらはヘサキリクガメです。他にもエジプトリクガメ、ホウシャガメ、キバラクモノスガメ、インドホシガメ、エミスムツアシガメなど、多種多様なカメが飼育されています。
基本的に熱帯に棲む爬虫類が多いためか、外気との温度差で窓が曇ってしまい、中の爬虫類がハッキリ見えないのがちょっと残念でした。
その他の動物たち
レッサーパンダと言えば、私の世代では「あらいぐまラスカル」でしょう。ちなみに、レッサーパンダとジャイアントパンダでは、生物学的に決して近縁ではないそうですが、笹の葉を食べるところは同じなんですね。
こちらはニホンアナグマです。その名の通り穴にこもっていました。
ホンドタヌキです。神奈川の山中でもたまに見かけます。
こちらはハクビシン。
おそらく展示されている唯一の魚、ミヤコタナゴです。この地味な素朴さが市立動物園らしくて、いい味出してます。
フクロウの仲間、オオコノハズクです。
ヨザルは、その名の通り夜行性のサルだそうです。
カンガルーの一種、キタオグロワラビーです。寒さのためか奥の室内に引っこんでしまうことが多かったようです。
こちらはホンシュウジカです。残念ながらオスはおらず2頭ともメスでした。
シロトキとショウジョウトキです。狙ったわけではないんでしょうが、色鮮やかな紅白がお正月らしい雰囲気を出してます。
トイレや授乳室などが充実
一昔前までは、公共施設というとトイレの管理が行き届いていないというイメージがありましたが、最近はそうでもないようですね。
車いすで入れるトイレや授乳室、ベビーベッドなどが園内に数か所設置してあり、小さな子どもからお年寄りまで動物園を楽しめるような配慮がなされています。
アクセス
園内からランドマークタワーを望むことができる、横浜の中心地に位置する動物園です。
住所:〒220-0032 横浜市西区老松町63-10
※専用駐車場はありません
- 京浜急行線日ノ出町駅より徒歩約10分
- JR線桜木町駅より徒歩約15分
- JR線桜木町駅よりバス89系統(一本松小学校行き)動物園前下車
開園時間 9:30~16:30 (入園は16:00まで)
休園日 毎週月曜日 (月曜日が休日の場合はその翌日)
入園料 無料
あとがき
横浜市の動物園といえば他にはズーラシアが有名ですね。大きな駐車場がありアクセスが容易ですので、我が家でもズーラシアは2年に1回位は訪れていますが、野毛山動物園は久しぶりでした。
でも、チビッ子には意外と野毛山動物園もいいかもしれません。園内が程よい広さですのでゆっくり周っても2時間もかかりません。また、休日でもさほど混雑していないので、動物を見るために子どもを肩車する必要もありません。
残念ながらゾウやライオンはいませんが、トラやキリンなどの動物園らしい動物も何種類かは見ることができます。ズーラシアのような珍しい動物はいませんが、チビッ子にはむしろこのような単純にスゴイと思える動物の方がいいかも。
何よりも入園無料ですので、お散歩気分で気軽にのんびりまったり楽しむにはおススメの動物園ですね。
以上TONELIKOでした。
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