TONELIKOは、目的地が初めての場合、地図アプリで事前にルート確認しますが、無機質な地図を見ただけではどのようなところを通って、どのような場所に着くのかイメージしにくいですよね。
そのような場合、Googleストリートビューで実際の映像を確認することもできますが、いちいち手動で映像を移動させるのもめんどうです。
今回紹介するiPhoneアプリ「StreetWatcher」は、簡単な操作でルート検索を行い、始点から終点までのストリートビューを自動再生してくれるアプリです。
年末年始は、旅行の予定を入れている方も多いと思いますが、このアプリで事前にルートのイメージを頭の中に入れておくと、道に迷わなくて助かるのではないでしょうか。
ルート設定
App Storeからインストールした「StreetWatcher」を開いて、まずは、現在の位置情報の利用を許可します。
まずは始点を決めます。現在位置を始点にする場合は右下の「現在位置」マークをタップします。他の場所を始点にする場合、地図上の任意の地点をタップしてもOKです。また、検索機能で探す場合は、画面上の検索ボタン(虫眼鏡マーク)をタップしてます。
検索ボタン(虫眼鏡マーク)をタップ後、場所の名称や住所等を入力し検索すると、地点の候補が表示されますので該当するものをタップします。
始点は青いマーカーで表示されます。なお、位置を微調整したい場合は、マーカーを長押ししてからドラッグして地図上を移動させます。
始点が決まったら、次は終点を決めます。こちらも地図上をタップしたり検索機能で探すこともできますが、今回はパシフィックビーチホテルを検索し、検索結果の中から該当するものをタップします。
終点は赤いマーカーで表示されます。また赤線はルートを表し、画面上部には、左側に移動時間、右側に移動距離が表示されます。
上記画像では、22minsと9.3miですから、車の場合22分かかって9.3マイルの距離ということですね。なお、今回はハワイ地図で実行しましたので、移動距離の単位がマイルになってしまいましたが、日本地図ではメートルで表示されますのでご安心を。
また、徒歩マークをタップすると、移動時間が徒歩ベースに切り替わります。
ストリートビュー自動再生
始点から終点までのルートが決まったので、ストリートビューを自動再生してみます。画面左上のストリートビュー再生ボタンをタップ。
ストリートビュー再生画面です。再生間隔はデフォルトでは2.0秒で設定されていますが、+-ボタンで0.1~10.0秒まで、0.1秒単位で変更できます。また、一時停止や逆再生も可能です。
自動再生している内にワイキキビーチ前のカラカウア通りまで来ました。ここで、試しに一時停止してみます。なお、地図内の緑色のマーカーは現在位置です。
一時停止中は、Googleストリートビューと同様に画面を指でクルクル回して周囲の様子を確認できます。ちょうどデューク・カハナモク像あたりだったので、ワイキキビーチへ向けて拡大表示してみました。
経路履歴の保存と閲覧
作成したルートを履歴として残しておきたい場合は、地図画面から「経路履歴の保存」ボタン(★+マーク)をタップします。
タイトルとメモ(任意)を入力して、保存(+マーク)をタップして保存完了です。
保存した経路履歴は、「経路履歴の閲覧」ボタン(三マーク)をタップして、いつでも呼び出すことができます。なお、閲覧画面では、鉛筆マークをタップして履歴の編集や削除も可能です。
経路画像のメール送信
メールボタンをタップして、作成した経路画像をメール送信することもできます。
気になった点
実際に使用してみて、何点か気になったところがありました。
- 途中でビューがないところもある。
- たまに逆車線が表示される。
- 首都高のような立体的な道路の場合、高架道路と下の一般道が交互に表示されることがある。
- バッテリーの消耗が激しい。
いずれも「StreetWatcher」の問題ではなく、Googleストリートビューの仕様の問題と言ってよいでしょう。これらの点を考慮した上で賢く使っていきたいですね。
あとがき
「StreetWatcher」は、旅行やお出かけ前のルートチェックといった実用的な使い方だけでなく、バーチャル旅行やバーチャル名所巡り、思い出の場所の振り返りなど、ちょとしたお遊び気分で楽しむこともできますね。
2013年12月12日現在無料ですので、是非色々な使い方を試してみてはいかがでしょうか?
以上TONELIKOでした。
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