こんにちはTONELIKOです。先日、ダイソン株式会社のイベント「最新ファンヒーターを体感しよう!ダイソン新製品体験イベント&モニター」に参加してきました。
実は、このイベントは「東京デザイナーズウィーク2013」の会場内で行われました。「なぜ家電製品がデザイン関連のイベントに?」と不思議に思ったのですが、実際に参加して、その訳はすぐにわかりました。
今回のイベントで紹介された「AM05ファンヒーター」は、家電であると同時にインテリアでもあったんですね。
今回は、そんな家電インテリア「AM05ファンヒーター」の新製品体験イベント・レビューをお伝えしたいと思います。
東京デザイナーズウィーク2013
当日は集合時間より30分ほど早く現地到着しましたので、「東京デザイナーズウィーク2013」の会場内をザッと見てきました。
NTT docomoや3M、積水ハウス等の大企業から、学校、デザイナー個人まで、幅広くデザインに関わる出展者がブースを構えており、デザインのお祭り会場といった趣でした。
Challenge dyson
さて、間もなくイベントの時間になりましたので、dysonのブースへ足を運びました。
第1部はブロガー限定イベントです。dysonシニアデザインエンジニアのマーティン・ピーク氏が登壇し、dyson社の紹介や、「AM05ファンヒーター」の説明、質疑応答の時間が設けられました。
dysonは、ジェームズ・ダイソン氏が20年程前に創業した会社で、現在世界に約4500人の社員がおり、うち1500人は研究、デザインエンジニア、科学者等の開発に携わる人間が占めているそうです。
合言葉は、「Challenge dyson」
「常識に囚われない思考を大切にし、完璧を目指す」ことをモットーにしています。
社内では、本来の仕事とは別に、コンテストで各自のアイデアを競い合ったりしているそうです。このような遊び心溢れる活動が、新たなイノベーションの源泉になるのかもしれません。
こういった活動は、今では廃れてしまったとも言われていますが、かつてのGoogleで、勤務時間の20%は自由な研究に使ってよいという「20%ルール」に通ずるものを感じさせます。
新製品「AM05ファンヒーター」
さて、いよいよ話題は今回のイベントの主役「AM05ファンヒーター」に移ります。当日は会場を囲むように40台の「AM05ファンヒーター」がズラッと並んでいました。
hot+cool
AM04の後継機種「AM05ファンヒーター」は、「hot+cool」のキャッチコピーの通り、暑い時期は送風機として、寒い時期は暖房機として、四季を通して利用できるファンヒーターです。
既に8月30日よりdysonオンラインストアにて販売を開始しており、10月24日からは小売店頭にて販売開始しました。今回のイベントはそのタイミングで企画されたものです。
ちなみに、オンラインストアでの売れ行きに関して、dyson社員のお姉さんにうかがったところ、具体的な数値は分かりませんでしたが、
「大変好評でよく売れている」そうです。
これ、お姉さんと「ブログに必ず書きます」と約束してしまったんで、もう一度言いますね。
「dysonオンラインストアでは、AM05は大変好評で売れまくっています!」
エアマルチプライアー
「AM05ファンヒーター」は、エアマルチプライアーという飛行機の翼と同じ原理で作られた形状により、後ろの空気を誘引し、さらに周りの空気を巻き込んで、最初に吸い込んだ空気の6倍もの空気を生み出すそうです。
周りの空気を巻き込むので、温かい空気が上のみに滞留することを防ぎ、部屋全体の温度バランスをとることができます。
送風機として
温度は0~37度まで1度刻みで設定できます。0度に設定すると送風機として働き、電源ランプが青に点灯します。
暖房機として
1~37度の間で設定すると、電源ランプが赤く点灯し、暖房機として働きます。なお、この設定温度は送風される空気の温度ではなく、部屋の温度を意味します。たとえば、37度に設定すると、部屋の温度が37度になるまでAM05は頑張り続けるわけです。
なお、ここで言う「部屋の温度」とは、AM05内臓の温度センサーが感知する温度のことですので、部屋の場所によっては異なるケースもあります。
火傷の心配なし
本体のPTCセラミックプレートをちょっと触ってみました。37度の設定でも外側はまったく熱くありません。
内側も触ってみましたが、上と下はまったく熱くないですね。発熱体が入っている両サイドの内側は熱いことは熱いのですが、「アチッ!」とすぐに火傷するほどの熱さではありません。
これなら、子どもがいたずらしても火傷することはなさそうですので安心です。
形状の秘密
マーティン・ピーク氏に質問する時間がありましたので、「なぜ円形や正方形ではなく、このような縦長の形状なのか?」と聞いてみたところ、「よくぞ聞いてくれました!」との一言!
どうやらこの質問は彼の開発者魂をくすぐったようです。私も、これは良い質問だったかなと、思わず心の中でガッツポーズです!
回答は、「発熱体にできるだけ多くの空気を触れさせて、効率よく空気を暖めることができるよう、このような形状になった。」とのことです。たしかに円形にしてしまうと、中心部分ほど発熱体から離れてしまって均一な温度の風を送れませんよね。納得です。
首振り&上下角度調整
スムーズな首振り機能により部屋全体をより均一に暖めることができます。また、上下の角度を最大10度までずらすことができ、なめらかに微調整できます。
ラインナップは4色
カラーラインナップは、ブラック/ニッケル、アイアン/サテンブルー、ホワイト/シルバー、ニッケル/ニッケルの4色。
電気代や部屋の広さ
電気代に関しては、送風機としてはさほどかかりませんが、暖房機としては、他社の暖房器具とあまり変わらないそうです。
部屋の広さは特に指定はありません。ただ、風が伝わる範囲は限定的ですので、あまり広い部屋の場合は通常のヒーターと併用で使うことをオススメしているそうです。
チャーリー西村氏のサイエンスショー
第2部は、でんじろう氏の一番弟子ことチャーリー西村氏のサイエンスショーです。
超巨大ブーメランを会場内で飛ばしたり、来場者全員で手をつないで一斉に静電気を流したりと、エンターテイメント性溢れる楽しいショーでした。
「AM05ファンヒーター」が、吸気口から吸い込んだ空気を排出する際に、後方の空気を誘引し、さらに周囲の空気を巻き込んで、何倍にも増幅した風量を生み出す様子が、シャボン玉やビニール袋等で分かりやすく解説されていました。
旧機種のAM04と比較すると、今回発売されたAM05はシャボン玉の勢いがまるで違いましたね。風量が大幅アップしたことがよく分かりました。
本気で当てたかった掃除機の抽選会
イベントの最後は、dysonの掃除機が来場者のうち2名に当たる抽選会でした。
チャーリー西村氏が当選番号を引きました。当選番号は30番と11番!いずれもブロガーさんが当選しました。
う~ん、羨ましい!これは本気で当てたかったですねえ!
参加者プレゼント
イベントの時間帯がちょうど夕食時ということもあってか、サンドイッチとサラダラップに、撮り忘れましたがevian330mlを頂きました。イベントスタッフの皆さん、お心遣いありがとうございました。
あとがき
dysonの製品にこれほど触れる機会は、今までありませんでしたが、かつてのSONYや、スティーブ・ジョブズが健在だった頃のAppleにも通ずる、何とも言えないワクワク感がありましたね。
まさに「hot+cool」といったところでしょうか。
そのシンプルなデザインからは、単なる家電の域を超えて、ある種の思想すら感じさせます。
dysonは、私達のライフスタイルを根本から変革するようなパワーを持つ、数少ない会社の一つなのかもしれません。そんな思いすら抱かせた今回のイベントでした。
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以上TONELIKOでした。
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