42位から1位へ！Google検索順位急落から復活させた5つの対処法

先日、Googleの検索順位と表示回数が急落してしまいました。

「BackWPupをFTPでダウングレードしたら管理画面が真っ白になって大絶叫！」から、やっと何とか復活できたと思ったら、今度は検索順位が断崖絶壁を駆け下りています！

「トネリコＢＬＯＧ」は80%以上が検索トラフィック経由ですので、当然アクセス数も激減してしまいました。次から次へと直面するトラブルには辟易してしまいますが、いつまでも頭を抱えているわけにもいきません。

対処法をググって考えうる限りの対策を施した結果、時間はかかりましたが、なんとか復活させることができました。しかもなんと！急落以前よりも高い検索順位と表示回数を獲得できています。

おそらく順位急落の原因は、プラグイン「BackWPup」のダウングレード処理の過ちにより、一時的にサーバーアクセスできなくなったためクロールエラーが発生し、Googleに「存在しないサイト」として認識されてしまったためではないかと思われますが、本当の原因は今でもよく分かりません。

結果オーライではありますが、いつまた同じような検索順位の予期せぬ変動があるか分かりませんので、備忘録として、今回実施した対処法を記載したいと思います。

この記事の目次

対処１：セーフブラウジング
対処２：重要メッセージの確認
対処３：Fetch as Google
対処４：404「ページが見つかりません」エラー
対処５：再審査リクエスト
再審査完了メッセージ受信
検索順位とアクセス数急上昇！

対処１：セーフブラウジング

まずは、自分のサイトがGoogleから何らかのペナルティを受けている可能性がないか確認します。ペナルティを受けていたら、その原因を改善しなければ、検索順位を元に戻すことはできません。

サイトの診断は、Googleのセーフブラウジング機能を使って簡単にチェックできます。やり方は下記URLの後ろに自分のサイトのURLを入力するだけです。

http://www.google.com/safebrowsing/diagnostic?site=

診断結果は上記画像の通りでした。とりあえずペナルティは受けていないことが確認できました。

対処２：重要メッセージの確認

原因特定につながるような何らかのメッセージが届いている可能性があるので、ウェブマスターツールのメッセージを確認しましたが、特に新しいメッセージはありませんでした。

対処３：Fetch as Google

Googleに「存在しないサイト」として認識されている状態が続いている可能性もありますので、ウェブマスターツールのFetch as Googleで、URLのクロールをリクエストしました。

通常は１日以内にクロールされますが、保証されるものではなく、あくまでもクロールのリクエストです。今回は「URLとすべてのリンクページ」をリクエストしました。

(via　海外ＳＥＯ情報ブログ)

対処４：404「ページが見つかりません」エラー

ウェブマスターツールの「健全性　＞　クロールエラー」を確認すると、URLエラーが69件ありました。

robots.txtのコンテンツを変更して更新することでエラーを無くすこともできるようですが、ウェブマスターツールのヘルプを確認すると、「404エラーはそのサイトのGoogleでのランキングに影響を与えることはなく、エラーを無視してもかまいません。」とのこと。

robots.txtの操作にはちょっと自信が持てなかったので、とりあえずエラーの削除作業は見送ることにしました。

対処５：再審査リクエスト

とりあえずサイト運営者としてできるだけのことはやりましたので、下記URLからGoogleに再審査リクエストを行いました。

https://www.google.com/webmasters/tools/reconsideration?hl=ja&pli=1

これはウェブマスターツールに付属している機能です。以下のように記入して［再審査をリクエスト］しました。

○月○日○時頃より○時頃までの間、WordPressプラグインの導入操作を誤ったため、該当サイトにアクセスできない時間帯がありました。
そのためか、ここ５日ほどで検索順位および検索表示回数が急落しております。
○月○時頃の時点より、すでにサイトは問題なくアクセスできる状態になっておりますので、再審査をお願い申し上げます。

リクエスト後すぐに、ウェブマスターツールに再審査リクエスト受付完了のメッセージが届きました。