先日のエントリー「ハンディカムのAVCHDデータを外付けHDDにバックアップするのは意外と簡単」にて、HDD内蔵ビデオカメラのデータをMacBookを介して外付けHDDにコピーする方法を紹介しました。
我が家では、SONY HANDYCAM HDR-SR12を購入する以前、PanasonicのDVCテープに記録するタイプのビデオカメラを使用していたのですが、これをDVD-Rにコピーすることでバックアップを取っていたため、家族の映像が入ったDVD-Rが大量にあります。
DVD-Rは湿気や高温、光に弱いと聞きますし、バックアップが1つのメディアだけというのも心許ないなあと思っていたところ、不意にひらめきました。
「DVD-Rもディスクイメージで外付けHDDにコピーが取れるんじゃないか?」
早速チャレンジしてみました。
空の新規イメージを作成
基本的な流れは「ハンディカムのAVCHDデータを外付けHDDにバックアップするのは意外と簡単」と同じです。
まずは外付けHDDをUSB接続したのち、MacBookのアプリケーションからユーティリティ内のディスクユーティリティというソフトを開きます。
「ファイル」メニューから、「新規」>「空のディスクイメージ・・・」を選択すると、「空の新規イメージを作成」というウィンドウが開きますので、ウィンドウの内容を下記のように変更しました。
変更する各項目は以下の通り。
- 名前:任意でOK。コピー元DVD-Rのタイトルを入れるのがおすすめ。
- 場所:接続済みのバックアップ用外付けHDDを選択
- 名前:「ディスクイメージ」のままです。
- サイズ:「4.6GB(DVD-R、DVD-RAM)」を選択
- フォーマット:「Mac OS 拡張(ジャーナリング)」を選択
- 暗号化:「なし」を選択
- パーテーション:「CD/DVD」を選択
- イメージフォーマット:「スパース・ディスクイメージ」を選択
今回はDVD-Rのコピーということで、サイズとパーテーションを上記のようにしました。本当はもっとふさわしい選択肢があるのかもしれません。ディスクユーティリティに詳しい方がいらっしゃいましたら、教えて頂けると嬉しいです。
とりあえず、上記内容で[作成]をクリックすれば、新規ディスクイメージが作成されます。
イメージにDVD-R内のデータをコピー
MacBookにコピー元DVD-Rを挿入して、Finderにて中身をコピーし、先ほど作成した「ディスクイメージ」のデバイスにペーストします。
その後は、作成したディスクイメージをマウントすれば、いつでもiMovieで読み込むことが可能になりました。
マウントするには、ディスクイメージを選択した状態で右クリック、もしくは「ファイル」メニューから、「このアプリケーションで開く」>「DiskImageMounter(デフォルト)」を選択すればOK。
意外なほど簡単にコピーできてしまい、拍子抜けするほどです。
この調子でDVD-Rをすべて外付けHDDにコピーしてしまえば、今まで何十枚のDVD-Rに分散されていた家族の動画記録が1つのHDDに集約できますので、データ管理が飛躍的に楽になりますね。
おそらく、Macのディスクユーティリティの使い方をご存知の方には、当たり前の使い方なのかもしれませんが、私にとっては眼から鱗の大発見でした。
以上TONELIKOでした。
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