先日、家の車を売却しました。最近はあまり使う機会がなくなってきたことと、家の近くにタイムズ・カーシェアリングがあるので、なくてもさほど困らないからです。
車検や自動車税、駐車場代、ガソリン代、自動車保険など..、維持費もけっこうかかりますしね。月額換算してみたら、およそ4万円といったところでした。
自動車税は4月1日時点の所有者に課税されるということもあり、ちょうど良い機会なので、3月下旬に売却することを決断。
売却方法ですが、今回は車買取一括査定サービスのカーセンサー簡単ネット車査定を利用することにしました。じつは、私が車買取一括査定サービスを利用するのは今回で3回目です。
ちなみに前回の体験談はこちら
だいぶ慣れてきたので、最後まで迷うことなくスムーズに進めることができました。売却価格も、おそらくほぼ限界値までいけたと思います。
車買取一括査定サービスを効果的に使うには、全体の流れを知って、事前にしっかり準備をしておくことが肝心です。今回の体験談を通じて、早く高値で売却するコツを紹介しますので、車の売却を検討中の方は、ぜひご確認ください。
今すぐ一括査定するならこちらから
車買取一括査定サービスがおすすめな3つの理由
車を売却するにあたって、車買取一括査定サービスをおすすめする理由は3つあります。
- 車の買取業者を探す手間が省ける
- 競争原理が働いて高く売れる
- いっぺんに査定できるので手間と時間がかからない
車買取一括査定サービスには多くの買取業者が登録されているので、こちらからわざわざ探さなくても、申込みの際に査定可能な買取業者が自動的にリストアップされます。
また、一括査定サービスを通して申し込むと、他の業者に負けまいとするため、一社ずつ査定申し込みするよりも高値の査定額が出やすくなります。
さらに、申込みの際に車の情報を伝えるのも一回で済みますし、実車査定ものちに説明する「入札方式」を使えば一回で終わります。
このように、車買取一括査定サービスを使えば、手間と時間を大幅に縮小できつつ、高値で売却できるんです!
こんな便利なサービスを使わない手はありませんね。
一括査定申し込み前にやるべき4つのこと
冒頭で触れた「車売却を成功させるための事前準備」には、どのようなものがあるのでしょうか?
具体的には4つあります。
- 実車査定の日時を1週間以上先(水曜以外)にあらかじめ決めておく
- 車の基本情報を確認しておく
- 必要書類や印鑑などを揃えておく
- 車の内外装をきれいにしておく
それぞれについて、もう少し詳しく説明します。
1.実車査定の日時を1週間以上先(水曜以外)にあらかじめ決めておく
車を売却するには実車査定が欠かせませんが、業者ごとにいちいち日時をズラして査定してもらうと手間がかかって大変です。1社あたりの実車査定は1時間くらいなので、仮に5社だと5時間もかかってしまいます。
そこで、オススメなのが、すべての買取業者に同じ日時に来てもらって、入札方式で査定してもらうといった方法です。
これなら何社に査定してもらっても1時間で済みますし、競争原理が働きやすくなるので、より高値で売却できるようになります。業者ごとに価格交渉する煩わしさもありません。
入札方式のメリットについてはこちらの記事に詳しく解説しています。
ただ、ここで問題になるのが、すべての買取業者が同じ日時に揃わない可能性があることです。買取業者も、あなたの車だけを査定するわけではありません。直近の日時を指定すると、すでに予定が入ってしまっている可能性があります。
なので、一括査定申し込みから少なくとも3日以上先、理想としては1週間以上先の日時を実車査定の日として設定しておくとよいでしょう。
なお、車買取業者の定休日は水曜のことが多いので、水曜日は避けたほうが無難です。
- 申込みから1週間以上先の日時を実車査定の予定にしておく
- 水曜日は避ける
2.車の基本情報を確認しておく
一括査定申し込みの際には、車の情報を入力する必要があります。スムーズに進められるよう、申し込み前にあらかじめ確認しておきましょう。
確認が必要な情報は以下の通り
- メーカー・車種
- グレード
- 年式
- 走行距離
- ドア数
- ハンドル(右or左)
- 燃料(例:ガソリン)
- ミッション(例:オートマ)
- 駆動方式(例:2WD)
- 排気量
- 次回の車検時期
- 本体色
- 事故歴
- 車の状態
他には、このようなことにもすぐに答えられるようにしておきましょう。
- 売却希望時期
- 連絡希望時間帯
3.必要書類や印鑑などを揃えておく
実車査定の際に必要になる書類等はこちらです。なお、一括査定申し込みの際には書類そのものは必要ありませんが、記載されている情報は必要になるので早めに用意しておきましょう。
- 車検証(自動車検査証)
- 自賠責保険証明書
- 自動車納税証明書
- リサイクル券
- 印鑑登録証明書(軽自動車は不要)
- 実印 (軽自動車は認印可)
- 振込口座の情報
ほかにも、住所変更などのイレギュラーなケースでは、このような書類が必要になります。
(法人の場合は登記簿謄本)
・住所変更を複数回経た場合→戸籍の附票または住民票の除票
・結婚などで姓が変わっている場合→戸籍謄本
(履歴事項全部証明書)
4.車の内外装をきれいにしておく
車内の荷物や装備品などを回収して、内外装をきれいにしておきましょう。
きれいにしておく理由は、実車査定を正確にしてもらうためです。傷なのか汚れなのか分からない箇所があると、傷として査定されて低く見積もられてしまうかもしれません。
ただし、ピッカピカにしたからといって査定額がプラスされるわけではないので、必要位以上にお金をかけて念入りにやる必要はないでしょう。また、ほとんどの場合は「修理額 > プラスの査定額」なので、あえて車の傷を修理する必要もありません。
おもな車買取一括査定サービス3選
車買取一括査定サービスはたくさんありますが、おもなサービスはこちらです。
登録業者数や利用者特典などに違いがありますが、基本的なサービスの仕組みは、どれもほとんど変わりません。ちなみに、トネリコBLOGからの利用者が圧倒的に多いのはカーセンサー簡単ネット車査定です。
カーセンサーでは、大手買取会社のみならず地域の中小業者まで、リクルート社の審査を通して幅広く提携しています。リクルート社のブランド力とサービスとしての信頼性の高さが、利用者の多さにつながっているのでしょう。
以前、カーセンサー簡単ネット車査定を利用した際の体験記事はこちら
ですので、どの一括査定サービスを選んだら良いのか迷ったら、カーセンサー簡単ネット車査定にしておけば、まず間違いありません。
ただ、地域によっては査定可能な買取業者があまり出てこない可能性もあります。そのような場合は、楽天Car無料愛車一括査定やカービュー愛車無料一括査定も並行して使うとよいでしょう。
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カーセンサー車買取申込みの流れ
カーセンサーの車買取申込みは、先ほどの「一括査定申し込み前にやるべき4つのこと」ができていれば、とくに迷うことなく簡単に進められるはずです。
初めてで不安な方は利用イメージをつかむためにも、大まかな流れを確認しておいてください。
まずは、売却する車の情報を入力して「次へ」ボタンを押します。
- メーカー・車種・グレード
- 年式
- 走行距離
- 次回の車検時期
- 本体色
- 事故歴
- 車の状態
すると、あなたの情報を入力するフォームが現れるので、引き続き入力していきます。
- お名前
- フリガナ
- お住まいの地域
- 電話番号
- メールアドレス
すると、お住まいの地域を入力したあたりで、査定可能な店舗のリストが表示されるはずです。
すべての店舗に査定依頼するならチェックを入れたまま、依頼したくない店舗があるなら、その店だけチェックを外しておきましょう。
このままでも査定を進めることはできますが、査定をよりスムーズに進めるためにも「任意項目・売却希望時期など」も入力しておくことをおすすめします。
- 売却希望時期
- その他の連絡先(電話orFAX)
- 連絡希望時間帯
- 出張査定(希望するならチェック)
すべて入力し終えたら、「確認画面に進む」をクリックして内容を確認し、問題なければ「同意して送信する」ボタンを押せば、査定依頼完了です。
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申込み完了から実車査定までの流れ(体験談込み)
電話&メールラッシュ!
さきほどの「一括査定申し込み前にやるべき4つのこと」に、一点だけ書き忘れたことがあります。
これ、初めての方は面食らうかもしれませんが、そういうものだと思っておいてください。
買取業者にとっては、1秒でも早く電話をして他社を出し抜かなければなりません。いきなり電話が来るのは不快に思うかもしれませんが、仕方のない面もあるんです。
ただ、違った見方をすると、早く連絡をしてくる熱心な業者ほど、高値の査定額を出してくる可能性が高いとも言えます。
それに、本気で売却するなら実車査定は避けて通れませんが、査定日時を伝えるのはメールより電話の方が手っ取り早いですよね。
実車査定のアポイントを取る
ほとんどの業者が、申し込んでから1時間以内には電話してくるはずです。電話がかかってきたら、あらかじめ決めておいた実車査定の希望日時を連絡しましょう。
なお、一括査定から申し込んだ業者がすべて実車査定に来るとは限りません。
年式の若い魅力的な車種であれば連絡が殺到しますが、そうでない場合は連絡してこなかったり、メールでおおよその査定額を提示するだけに留まる業者も少なくありません。
実際、今回査定に出した車はかなり年式が古かったので、6社に査定依頼したところ、メールで連絡してきたのが4社、電話してきたのは3社のみでした。
実車査定が2社以下だったら他の一括査定サービスも利用する
価格競争を促すなら、実車査定に来てもらう会社は3社以上が理想的ですね。
車買取一括査定サービスは、サービスによって登録業者が異なります。なので、もし2社以下だったときは、他の一括査定サービスも追加で使ってみてください。
さきほども紹介しましたが、オススメはこちらです。
なお、一括査定申し込みの際に、カーセンサー簡単ネット車査定と同じ業者がリストアップされたら、選択肢から外しておくとよいでしょう。
実車査定から入金までの流れ
ここからは、実車査定当日から入金までの流れを解説していきます。
事前確認の電話
実車査定当日は、多くの場合、査定前に業者から確認の電話が来るはずです。その際に、車の保管場所やアクセスの注意点、他の業者も同じ時間に査定にくることなどを伝えておきましょう。
査定業者も入札方式には慣れているはずなので、あらかじめ伝えておいた方が、話がスムーズに進みます。各種書類を用意しておくこともお忘れなく!
実車査定と入札
査定業者が集まると、いよいよ実車査定開始です。査定時間は業者によって異なりますが、おおよそ1時間弱といったところでしょう。
査定額が決まったら、裏に査定額を記入した名刺を各社から渡されます。このあたりの入札方式の進め方は、査定業者の方が慣れているので、こちらから指示しなくても大丈夫です。
あとは、一番高値を出してくれた業者に決めればOK!
買取業者と確認しておくべきこと
あなたの車の買取業者が決まったら、具体的な手続きの話を進めることになりますが、その際に必ず確認しておくべきことがあります。
- 査定額が後で変更されないことの確約
- 引取日時
- 振込予定日
- 税金の処理
- 用意しておくもの
もっとも、しっかりした業者であれば、こちらから聞かなくても伝えてくれるはずです。それぞれについて、もう少し詳しく説明します。
査定額が後で変更されないことの確約
買取業者の都合で、勝手に振込額が減額されてしまう可能性がないとは言い切れません。名刺の裏に買取価格が記載されているだけでは不安でしたら、査定額を変更しないことの誓約書をもらっておきましょう。
引取日時
車の引き取りは、査定会社と提携している運搬業者が担当するケースが多く、その30分ほど前に査定会社の営業マンと書類の引き渡しや契約を行ったりします。
振込予定日
買取金額がいつ頃振り込まれるのか確認しておきましょう。万が一入金が確認できなかった場合の連絡先も、同時に確認しておいてください。
税金の処理
私のように、3月下旬に売却する場合は、税金の処理に関しての確認をお忘れなく!
査定業者の手続きが遅れて、4月1日時点でも所有者のままだったりすると、あなたに自動車税の通知が送られてきてしまいます。
引取当日に用意しておくもの
各種書類や印鑑など、引取当日に用意しておくものを確認しておきましょう。
カーセンサー車買取一括査定を賢く使いましょう!
今回売却した車は、もともと「査定額がつかなくても仕方ないかなー」と思っていたんですが、実際にメールで査定額0円を提示してきた業者もあったほどです。
ところが、実車査定した3社のうち2社の査定額は、なんと同額の42,000円だったんです。
どちらに売却するか決めかねたので、結局ジャンケンで勝った方に(笑い話のようですがホントです)売ることになったんですが、一括査定を使わなかったら、ここまでの値段はつかなかったでしょうね。
もっと年式が若くて状態の良いクルマだったら、業者によって査定額に20万~30万円くらいの差がついてもおかしくありません。
車を高値で売却したいなら、この記事を参考にカーセンサー簡単ネット車査定を賢く使いこなしましょう!
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