先日、子供たちと一緒に町田リス園へ行ってきました。以前「モヤモヤさまぁ~ず2」でも紹介された、放し飼いされたリスに餌やりできる動物園です。
大変こじんまりとした動物園ですが、思いのほか楽しめましたよ。リスだけでなくモルモットやうさぎとも触れ合えますので、子供が動物好きでしたら是非一度遊びに行ってみることをおすすめします。
休日の開園前は長蛇の列
町田リス園には子供たちと休日に行きました。車を薬師池公園駐車場に停めて、開園時間である朝10時の15分前くらいに入口前に着いたのですが、すでに長蛇の列ができています。小動物のみを扱った小さな動物園にもかかわらず、これほどの人気とは驚きました。
入場口左手に券売所があり、ここで入場券を購入してから入場します。なお、入園料は、子供(3歳以上小学生)が200円、大人(中学生以上)が400円です。
リスの放し飼い広場
町田リス園の中は、リス放し飼い広場とその他小動物のいるスペースの二つのエリアに大きく分けられています。
入場して左手前方へ進むとすぐに、リス放し飼い広場へのゲートがあらわれます。放し飼いしているリスが逃げ出さないよう、三重の扉が設定してあるんですね。ここを通ることでリス放し飼い広場に入れます。
リス放し飼い広場に入場したら、早速エサ売り場でリスのエサ(ひまわりの種/一袋100円)を買って手袋を借りましょう。
手袋にひまわりの種を載せてやると、このように人懐っこっく近寄ってきて器用に種の殻を割り中身を食べていきます。お客さんの少ない平日に行くと、リスが体中にまとわりついて怖いくらいだそうですが、休日だと人も多いのでそれほどではありません。
当日はとにかく人が多く、外周200mの広い放し飼い広場にもかかわらず、餌やりの場所を探すのに一苦労するほどでした。中には餌やりをしている最中に、こちらの手袋の上に自分の手袋を重ねてリスを横取りするような子もいましたね。エサをやるリスの奪い合いと言ってもいい状況です。
10時50分も過ぎると、ほとんどのリスは満腹らしくエサを目の前に出してもあまり反応しません。11時過ぎにはひまわりの種が4粒残ってしまい、エサを食べるリスを10分以上探しまわったほどです。
実はこうなることとは知らず、リス放し飼い広場に入る前に、アカリスやモルモットを見ていたため出遅れてしまったんですね。休日に行くなら、開園直後に放し飼い広場に直行するか、夕方に行くことをおすすめします。
また、放し飼い広場にいる大半のリスはタイワンリスですが、シマリスもいます。私は2~3匹見かけましたが、サーッと走って行ってしまい、残念ながらエサをやることも写真を撮ることもできませんでした。
広場の中にはたくさんの巣箱があります。これは園内で開催される「リスの巣箱を作ろう!」イベントの参加者が作ったもののようです。次回イベントは5月31日(土)10時から行われるとのこと。ただいま参加者募集中(無料、要予約)です。
放し飼い広場の中にはケヅメリクガメもいます。身体の大きさは甲長50cm、体重50kgを超え、園では最大の生き物とのこと。
なお、放し飼い広場の中にはトイレはありません。出入りは何度でも可能ですが、小さなお子さんの場合は、できれば入場前にトイレを済ましておいたほうがよいでしょう。
モルモットやウサギに餌やり
放し飼い広場以外のスペースにも様々な小動物がいます。こちらのスペースでは放し飼いではありませんが、モルモットやウサギ、カメなどに餌やりができます。
ニンジンとレタスの入ったエサは一皿100円で販売されています。
大きな檻の中にはたくさんのモルモットがおり、エサをやると競って食いついてきます。
ウサギの檻にはなぜかリクガメが同居しています。
11時半頃になるとウサギはもう満腹なのか寝ているものが多いですが、カメはまだエサを食べています。
ふれあいひろば
モルモットやウサギと触れ合えるふれあいひろばもあります。一人100円で付き添いのみは無料。
なお、モルモットは何歳でもOKですがウサギは8歳からとなります。ウサギはおとなしいのもいますが、写真の黒いウサギなどは落ち着きがなく、しきりにタオルを噛んでましたので、たしかに小さなお子さんにはちょっと危ないかもしれません。
プレーリードッグや爬虫類も
鑑賞するだけですが、園内には他の種類のリスやプレーリードッグ、爬虫類などもいます。
ポケモンに出てきそうな姿形のキタリス(ヨーロッパアカリス)です。耳がピンと高く立っていてとても可愛いですね。
こちらはアカリスです。入園してすぐのところで出迎えてくれます。他にもニホンリス、シマリスなどがいます。
プレーリードッグはとても警戒心が強く、ちょっと気配を感じただけでエサを食べるのをやめて巣穴に逃げ込んでしまいます。
南米原産のヒラリーカエルアタマガメです。すっぽんのように首が長く面白い風貌のカメですね。
ギフトショップ
園内を存分に楽しんだので出口へ向かおうとすると、そこには定番のギフトショップが待ち構えています。小動物のぬいぐるみがこれでもかと言わんばかりにズラッと並んでいますね。町田リス園オリジナル商品もありますよ。
町田リス園オリジナル、25周年記念のリスのぬいぐるみです。ここでしか販売していません。
こちらは町田リス園オリジナルTシャツです。大人用と子供用があり。カラーも黒、白、青の3種類。
これは町田リス園オリジナル・ハンドタオル。カラーはピンクとブルーの2種類。
アクセス
- 〒195-0071 東京都町田市金井町733-1
- お問い合わせ 電話番号 042-734-1001
駐車場
車で来園の場合は隣接した薬師池公園駐車場を利用できます。料金は後払いで、平日無料、土日祝日は1時間30分まで無料で、その後30分おきに50円加算されます。
なお、薬師池公園駐車場は4箇所ありますが、町田リス園入園口に近い順に並べるとこのようになります。
- 東第2駐車場
- 東第1駐車場
- 第1駐車場
- 第2駐車場
また、入園口脇に小さな駐車場がありますが身障者専用ですのでご注意ください。
バスで来園の場合
乗車バス停
小田急町田駅北口(第一踏み切り50m先)21番バス乗り場より「本町田経由野津田車庫行(55系統)」、または「鶴川駅行(53系統)」
↓ 21番バス乗り場 ↓
乗車時間
約20分
下車バス停
「薬師池」下車し、前方右側に町田リス園の入園口があります。
まとめ
町田リス園は小動物のみのこじんまりとした動物園ですので、混雑した休日でも2時間ほどで存分に楽しめます。平日なら1時間位ですべて回りきれそうです。
来園の際のポイントはリスの食いつきがいい朝一番に行くことです。また、園内の巡回ルートとしては、リス放し飼い広場 → モルモットやウサギ、亀へ餌やり → ふれあいひろば → 他の動物鑑賞 → 売店 の順がおすすめです。
なお、エサ代やふれあいひろば入場などはいずれも100円ですので、100円玉を多めに用意しておくとよいでしょう。
以上TONELIKOでした。
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