先日の日曜日、二人の娘と妻が代々木競技場で公演中のディズニー・オン・アイスを観に行くので、付き添いで原宿へ行って来ました。とは行っても、私は行き帰りの子どもサポート担当なので会場には入りません。公演中は暇なので、近くの明治神宮をブラブラしてきました。
明治神宮の境内は初めて入りましたが、杉や檜が中心の一般的な神社と異なり、樹種が豊富で広葉樹が多かったですね。敷地面積も広大で、まさに”都会の森”でした。これほど立派な森が実は人工林というのも驚きです。
広葉樹の多い森ですので、カブトムシやクワガタもいるかなと思い、散策しながら探してみました。
参拝客は国際色豊か
原宿口から南参道を通って、日本一の大鳥居で左折して道沿いに進むと本殿が見えてきます。
参拝客は外国人が多かったですね。むしろ日本人の方が少なかったのではないでしょうか。大きな神社ですから、海外からの観光客にとっては、東京の主要な観光スポットなのでしょう。絵馬に書かれた文字も、英語や中国語、韓国語など、半分以上は外国語が占めていました。
森に池に広大な芝生
参拝を終えて北参道を北上し、代々木口の前を左に曲がって境内を一周することにしました。都会の中にいることを忘れさせてくれるような景色の中、森林浴を楽しみます。
しばらく進むと北池の上に架かる橋まで来ました。
橋の上から北池を見下ろすと、大きな鯉がのんびりと泳いでいました。石の上には大きな亀がこれまたのんびりと日光浴をしています。
北池と宝物殿に挟まれたスペースには広大な芝生が広がっています。芝生の上には、座って本を読んでいる人やシートを敷いて寝っ転がっている人もいましたね。ここはどの入口からも本殿に直接通る参道沿いではないので、知る人ぞ知る穴場スポットなのでしょう。
ただあくまでも神社の境内ですから、度を越したピクニック的な利用はNGだと思います。
ノコギリクワガタの亡骸が散乱
芝生エリアを進む内に、クヌギの大木が数本集まった場所を見つけました。よく整備されており、他の樹木と距離を保って植樹されているためか、いずれも立派な大木に成長しています。
クヌギの木の根元には、いくつものノコギリクワガタの亡骸が散乱していました。
おそらく樹液争いに敗れて地表に叩き落されたのでしょう。なぜかノコギリクワガタのオスばかりで、カブトムシの亡骸は見当たりませんでした。
亡骸の真上をよく見てみると、10m程の高さのところに枝が突き出ています。上記画像では分かりづらいですが、カブトムシらしき大きさの光沢のある物体がいくつか確認できました。
今回、ハッキリとその存在が確認できたのは、ノコギリクワガタだけでしたが、おそらくカブトムシやコクワガタも明治神宮には生息しているのでしょう。
こんな都会にも、カブトムシやクワガタがたくましく生息していると思うと、ちょっと嬉しくなるTONELIKOでした。
ご注意:明治神宮では動植物の採集は禁止されています。
以上TONELIKOでした。
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