「どんな習い事が子供にとっていいんだろう?」
新年度が始まるこの時期は、どんな習い事を始めようか悩む時期ですね。
また、「本当に習い事ってやる必要あるの?」
そんな疑問を持つ人もいるのではないでしょうか。
実際のところ、一週間ぎっちりと習い事のスケジュールを入れている子供もいれば、まったく習い事をしていない子供もいます。
TONELIKOには3人の子供がいるのですが、今まで様々な習い事と関わる機会がありました。
振り返ってみると、あまり必要なかったなあと思える習い事もあれば、やらせてあげて良かったと思えるものもあります。
それぞれの習い事のメリットやコストパフォーマンスなどを検証してみましたので、子供の習い事を検討中の方は是非参考にしてください。
体操
身体の柔軟性やバランス、コーディネーション能力、体幹などを総合的に鍛えられます。
あらゆるスポーツの土台となるものが詰まっているのが体操かなと。
のちのちダンスやサッカーなどの、動きの特化したスポーツを始めるにあたっても、体操で培った基本的な身体の動かし方が身についていると伸びしろが違ってきます。
ただ、我が家の場合は3人の子供はみな幼児体操はやっていたのですが、2人は小学校入学と同時にやめ、1人は2年生頃にやめました。
小学生になると、体操もより高度で専門的な動きがカリキュラムに入っていきます。
うちの子の場合は、他にもっとやりたいことがあったので、その前にやめてしまいました。ただ、本人がやる気があるなら続けてもよいでしょう。
特に道具も必要ないので月謝以外はほとんど費用もかかりませんが、レベルが上がるほど怪我をする可能性が高くなることは留意しておきましょう。
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水泳
水泳を幼児からやっている子供は多いのではないでしょうか。我が家の場合は2人が幼児から小学生低学年まで続けていました。
小学校でも水泳はやりますが、せいぜい年に数回ですので学校で泳ぎ方をマスターすることはほとんど期待できません。
その点は誰もが分かっているので、スイミングスクールはどこも盛況です。
日常のレジャーでもプールや海、川で遊ぶ機会は多いので、やはりある程度泳げるようになっておいた方が、より楽しめますよね。
もちろん、溺れたりといった事故も、泳げないよりは泳げた方が防げる可能性は高いでしょう。
また、心肺機能の向上、風邪をひきにくい体質への改善など、健康面での効果も期待できます。
準備するのは水着やキャップ、ゴーグル、バッグぐらいですね。他に必要なのは毎月の月謝くらいでした。怪我することもほとんどなかったと思います。
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ダンス
まったく道具を必要とせず、身体ひとつですぐ始められるのがダンスです。
我が家の場合は3人共やっていました。うち1人は既に6年以上のキャリアで今でも続けています。
他のスポーツは苦手でもダンスは得意という子はけっこういます。
もちろん他のスポーツとの共通点もありますが、ダンスは運動神経よりも自己表現力や舞台度胸、そして何よりも「ダンスが好き」という気持ちがある子に向いています。
発表会の際には、振り付けが変わるごとに衣装を用意しなければならないので、意外と手間とコストがかかります。
ただ、地域や企業のイベント、ダンスコンテストなどで発表する機会も多いので、やりがいの感じられる習い事と言えるでしょう。
あと、ランニングマンやクラブができると、ちょっとした機会に場を盛り上げることもできるので、ダンスができて損はないかなと。
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サッカー
小学生男子がやるスポーツといえばサッカーと野球が双璧でしょう。最近では、なでしこJAPANの影響でサッカーをやる女の子も増えています。
運動神経や身体能力の向上のみならず、チームワークや協調性が学べるのはチームスポーツならではですね。試合を通じて、勝つ喜びも負ける悔しさもたくさん経験できます。
また、なによりもサッカーを通じてたくさんの友達を作ることができるのが大きいですね。子供の頃のサッカー友達とは、大人になってもサッカーやフットサルなどを通じて交友を続けられるでしょう。
最近ではフットサル人口も増えて、会社のイベントなどでフットサル大会などもよく行われています。将来そのような機会があっても、サッカーの心得があれば抵抗感なく積極的に参加できそうですね。
ただ、ボールやユニフォーム、サッカーシューズなどは消耗品なので、しょっちゅう買い替える必要があります。
チームによっては子供の送迎や練習などに保護者が協力する必要もありますし、チーム内の保護者同士のつきあいにも気を使います。
さらに、小さな擦り傷から骨折まで、怪我することもしょっちゅうです。
経済的にも時間的にも保護者の負担はかなり大きいと言えるでしょう。
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学習塾
実は、我が家の子供はみな学習塾に通ったことがありません。将来もおそらく通うことはないでしょう。
ちなみには、TONELIKO自身は小学4年生から中学3年生まで受験塾の通塾経験があります。
子供たちがやっているのは、もっぱらベネッセのチャレンジ 進研ゼミだけです。学校の勉強だけなら、チャレンジをしっかりやっておけば問題ありません。塾に通うよりも安上がりです。
ただひとつ例外なのは私立中学受験ですね。
私立中学の入試問題は特別な受験テクニックと訓練が必要なので、受験塾に通わせるのは合理的な選択と言えます。
ただ、その場合も通うのは小学4~5年生からでよいでしょう。それまではチャレンジ等で最低限の基礎さえできていれば大丈夫です。
受験塾の多くは小学1年くらいからカリキュラムを設けていますが、あれは生徒の囲い込みのためにやっていることなので、あえて塾の商業ベースに乗っかる必要もないかなと・・・、経済的にも大きな負担になりますしね。
何年も遊ぶのを我慢して塾に通い詰めにしても、いざ受験のときに息切れしてしまっては意味ありません。
英会話
子供のうち2人が、ネイティブの外国人講師に英会話を習っていたことがあります。子供を楽しませながら英語を教えるのが上手く、講師の質はそれなりに満足いくものでした。
子供もまったく嫌がることなく、毎週楽しく通っていました。
ただ、英会話ができるようになったかというと、結果的にはさっぱりでしたね。本気で英会話をマスターさせたいなら、留学等で1年以上長期滞在した方が確実なんじゃないかと思います。
海外で英語を話せないと日常生活もままならないという状況なら、必死で身につけようとしますよね。でも、せいぜい一週間に一時間程度、「日本語はダメ、英語のみ」の時間を設けても効果は限定的でしょう。
多少英語に対する理解度は高まったと思いますが、わざわざ英会話教室に行かなくても普通の英語教材で勉強すれば習得できるレベルです。
「半年後に海外留学の予定があるので、それまでに英会話をある程度できるようになっておきたい」というならおすすめですが、ただなんとなく「将来役立ちそうだから、今のうちにやらせておこうか」という程度なら、ほとんど効果はないように思います。
コストパフォーマンスを考えると正直なところ割に合わなかったように思えますね。
今なら子供向けのオンライン英会話もありますので、どうしても英会話を習わせたいならそちらの方が安くすみます。
まとめ
いかがでしょうか。
習い事を決める際には、子供のやりたい気持ちがもっとも大切なことはもちろんですが、親の経済的、時間的負担も考慮に入れる必要があります。
また、その習い事を何を目的におこなうのかということも重要です。
その目的に対して本当に意味のある負担なのかどうか、あらかじめ考えておかないと、やってみたけど何も残らなかったなんてことにもなりかねません。
子供が夢中になる気持ちは大切にしてあげたいですが、親は冷静に費用対効果も計算した上で、何をやらせるかを考えた方がいいでしょう。
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以上TONELIKOでした。
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