iPhoneの買取相場確認からリセット、査定、入金までの流れを徹底解説

※当ページのリンクには広告が含まれています。

iPhone(アイフォン)
スポンサーリンク

先日、要らなくなったiPhone5を買取業者に買い取ってもらいました。

実際にやってみて思ったことは、「けっこう細かいことに気をつけないといけないので面倒だなあ」ということです。

ひとつひとつの作業自体は簡単でさほど手間がかかるものでもないのですが、うっかり忘れてしまうと査定額を減額されたり、買い取り拒否される可能性もあります。

次回、またiPhoneの買取依頼する際に、いちいち調べ直すのも面倒なので、備忘録を兼ねて一連の作業をまとめておきます。


 

 

スポンサーリンク

iPhoneの買取相場の確認

iPhoneの買取相場の確認

まず、手持ちのiPhoneがどれぐらいの値段で売れるのか気になりますよね。iPhoneの売却先として考えられるのは、おもに携帯キャリアと買取専門業者の二通りです。

 

携帯キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)の場合

まず最初に思いつくのが携帯キャリアに買取してもらうことでしょう。店舗や公式サイトでおおよその査定額を確認できます。

ただし、キャリアの下取りの場合は、現金で買い取ってもらうことはほとんどなく、

  • 買取金額分のポイント付与
  • 新規購入端末の割引
  • 月額料金の割引

のいずれかになってしまうケースが多いようです。

 

携帯買取業者の場合

いっぽう、ほとんどの買取業者では現物査定後、即入金となります。ネットでおおよそのiPhone査定額を無料で確認できる業者はこちらです。

 

iPhoneの現物査定の前に必要な準備

買取相場を調べて、「売ってもいいかな」と思ったら、手持ちのiPhoneを現物査定してもらうわけですが、その前に準備しておかなければならないことが4つあります。

  1. データのバックアップ
  2. 「iPhoneを探す」をオフに
  3. iPhoneの初期化
  4. 付属品等を揃える

 
それぞれの手順を簡単に説明します。

 

1.データのバックアップ

新しいiPhoneを別途購入して、そちらにデータを移行したい場合、買取前にデータをバックアップしておく必要があります。

バックアップの方法はiCloud経由パソコンのiTunesで行う方法の2通りありますが、データ容量が大きいとiCloudでは厳しいので、パソコンのiTunesでバックアップを取るのがオススメです。

LINEのトーク履歴なども、iTunesでバックアップする際に「iPhoneのバックアップを暗号化」にチェックを入れば、新しいiPhoneに復元できます。

なお、バックアップの詳しい手順はこちらをご覧ください。

※ソフトバンク以外のキャリアでもほぼ同じやり方でバックアップできるはずです。

 

2.「iPhoneを探す」をオフに

「iPhoneを探す」をオフに

iPhone本体の「設定」>「iCloud」から「iPhoneを探す」をオフにします。

これ、iPhoneを買取に出す際に忘れがちなことなのでご注意ください。

なぜ「iPhoneを探す」をオフにしなければならないかというと、中古のiPhoneをアクティベーション(初期設定)する際に、「iPhoneを探す」がオンの状態では、新しいiPhoneとして利用できないからです。

これは本来、iPhoneを紛失したり盗難された際に、所有者以外の人が不正利用することを防止する機能なのですが、買取の際に「iPhoneを探す」がオンのままだと、次に購入した人が新しいiPhoneとして利用できなくなってしまいます。

そのため、「iPhoneを探す」をオフにしないと買取業者に買い取ってもらえないだけでなく、着払いで返送されてしまうので要注意です。

発送前に、念のためこちらでアクティベーションロックがオフになっているか確認しておきましょう。

アクティベーションロックのステータス確認

 

3.iPhoneの初期化

個人情報の漏洩防止のためにも、必ずiPhoneは初期化しておきましょう。

最近では某芸能人のLINE画面流出が話題になりましたが、これは前に使っていたiPhoneを初期化していなかったために、新しいiPhoneでのLINEのやり取りと同期してしまったためと(本当のところは分かりませんが・・・)推測されています。

芸能人じゃないからって他人事ではありません。のちのち大変なトラブルにあわないよう、売却前にしっかり初期化しておかないといけませんね。

iPhoneの初期化は、iPhone本体からもパソコンのiTunesからも可能です。

ただ、買取業者によってはiOSのバージョンが古い方が高く買い取ってくれるケースがあるようです。本体からでも簡単にできますので、iPhone本体から初期化することをおすすめします。

 
やり方は簡単。

iPhone サインアウト

「設定」>「iCloud」から「サインアウト」をタップします。

もう一度サインアウト

確認メッセージが出ますので、もう一度「サインアウト」をタップ、

iPhoneから削除

さらに「iPhoneに残す」と「iPhoneから削除」の選択画面が出ますので、「iPhoneから削除」をタップします。これで完全にiCloudからサインアウトされます。

すべてのコンテンツと設定を消去

さらに、「設定」>「一般」>「リセット」の画面から、「すべてのコンテンツと設定を消去」をタップします。

iPhoneを消去

パスコードの入力を促されるので入力し、「iPhoneを消去」をタップします。

iphone初期化中

もう一度確認画面が表れますので、再度「iPhoneを消去」をタップすると、iPhoneの初期化が始まります。

こんにちは

しばらくすると、初期設定の画面「こんにちは」と表示されますので、そのまま電源を切ります。

これでiPhoneの初期化は終了です。

 

4.付属品等を揃える

iPhone購入時についていた付属品はすべて一緒に送りましょう

イヤホンやケーブル、取扱説明書等の標準付属品が不足していると、その分減額対象になる可能性があります

iphone5-外箱

箱は減額対象にならないことが多いですが、もしあるなら輸送中の破損防止という意味も含めて、iPhoneをその中に入れて送った方がよいでしょう。

なお、Lightningケーブルは購入後1年以内ならアップルで無償交換できます。

※参考記事:純正Lightningケーブルが断線したので無償交換してみたら簡単だった

ちなみにSIMカードを外すのをお忘れなく!

 

保護フィルムはどうする?

また、購入時に端末に貼られていた保護フィルムをもしそのまま剥がさずに使っていたのであれば、貼ったままにしておいた方がよいでしょう。フィルムを剥がしただけで査定が下がってしまう可能性があるからです。

なお、市販の保護フィルムを貼って使用していた場合は、どちらでもいいです。査定時にディスプレイ画面の傷を確認するために、けっきょく買取業者が剥がしてしまうからです。

どんなに高価な保護フィルムを貼っていても、査定額が上がることはありませんし、どうせ捨てられてしまいます。

ただ、輸送時の衝撃から画面を保護するという意味では、貼ったままにしておいた方が無難でしょう。

ちなみにTONELIKOの場合は、貼ったまま送りました。

 

iPhoneの買取申込(ダイワンのケース)

ダイワン

iPhoneの買取準備ができたら、いよいよ買取申し込みです。

今回は、手続がカンタンで買取価格が高いことに定評があるダイワンに査定申し込みをしました。

 

無料査定

ダイワン iPhone無料査定

無料査定の画面にしたがってメーカーと型番を選択します。

ダイワン 使用状態

使用状態を選択して「査定結果を見る」をクリックします。

ダイワン 査定価格

すると、「一台あたり5,500円」という査定価格が表示されました。

 

買取申込み

納得したら、ページ下の「買取を申し込む」をクリックします。

ダイワン ログイン画面

すると、ログイン画面が表示されますが、会員登録してもしなくても申込できます。

申込の際の必要入力事項は下記のとおりです。

  • 基本情報(名前、メールアドレス、電話番号、住所、本人確認書類)
  • 振込先情報(銀行名、口座番号、口座名義等)

ちなみに本人確認書類として運転免許証やパスポート等のコピーを同梱する必要がありますので、発送前に用意しておきましょう。

ダイワン 集荷サービスを依頼する チェックボックス
なお、集荷サービスを依頼する場合は「集荷サービスを依頼する」にチェックを入れて、集荷予定日や希望時間帯等を入力します。

確認画面で確認して問題なければ「上記内容で送信」をクリックすればお申し込み完了です。

すぐに入力したメールアドレス宛に申込内容の確認メールが届きました。

 

iPhone集荷・発送

「集荷サービス」というぐらいなので、伝票も梱包材も業者が用意してくれるものと思い込んでいたんですが、そうじゃなかったんですね。

伝票は集荷の際に持ってきてくれたのですが、梱包はこちらであらかじめやっておく必要があります

ダイワンの公式サイトやメールなどでは特に記載がなかったので、ちょっと戸惑いました。

iphone-速攻で梱包

まあ、でも一応梱包材になりそうなものは準備しておいたので、集荷サービス担当の佐川急便のオッチャンにはちょっと玄関で待ってもらって、即効で梱包しましたよ。

なお、ダイワンへの配送料は無料です。ダイワンに限らず、おそらくほとんどの買取業者は無料でしょう。

 

査定結果

夜間に集荷してもらったので、その二日後にダイワンテレコムより「商品到着のお知らせ」メールが、さらに同じ日の数時間後に「検品完了のご報告」メールが届きました。

査定結果は残念ながら2,200円の減額でした。

【最終査定額】: 5,500円 ⇒ 3,300円 (減額)
────────────────────────────────────
【理由】
液晶外枠全体に不良がある為、大変恐縮ですが、ジャンク品扱いとなります。
また、ご返送ご希望であれば、送料はお客様負担となりますので、お買取りかご返送かご一報の程よろしくお願いします。
────────────────────────────────────

ジャンク品扱いはちょっとショックでしたが、ちゃんと理由も書いてあるところには誠実さを感じましたね。

自分では「(B)美品 目立たないキズ、使用感が若干あるもの」だと思ったんですが、どうも買取業者とはかなり認識の相違があったようです。

この査定結果を受けた時は正直かなり不満でしたが、今では納得しています。

というのは、実はその数週間後に、同じダイワンテレコムからiPhone5cの中古品を購入する機会があったのですが、Cランクにも関わらず非常に状態の良い美品だったんですね。

この基準で査定しているなら、仕方ないかなと思えるほどでした。

※参考記事:SIMフリーiPhone中古を26,800円で購入!状態良好で大満足!

 
なので、これからiPhoneの現物査定をしてもらおうと考えている方は、自分が考えているよりも厳し目の査定結果が出ると予想しておいた方がよさそうですよ。

 

承認から入金まで

 

査定額の承認

不満はありましたが、他で査定してもこれ以上の金額は出ないだろうと思い、3,300円の査定額で承認することにしました。

承認の連絡は、査定結果のメールに返信するか、そのメール内に記載されたURLにアクセスして通知します。

ダイワン 買取可否通知フォーム

TONELIKOはURLをクリックしてダイワンテレコムのサイトから、メール到着の翌日に承認通知しました。

なお、査定額の保証期間はメール到着日を含め3日間となります。3日以内に通知がない場合、減額される場合があるのでご注意ください。

 

買取金額の入金

実は査定額の承認通知を出したのが12月30日と年末ギリギリだったので、指定口座への入金は年明けの1月4日でした。

年末年始を挟んでいたので、まあ、これは仕方ないですね。

遅くとも翌営業日には振込完了するとのことですので、通常ならもっと早く入金確認できるでしょう。

もちろん振込手数料はかかりませんでした。

 

iPhone買取はやり方さえ分かればカンタン!

今回、はじめて携帯電話の買取業者に査定して買取してもらうという作業を行いましたので、多少戸惑うところはありました。

また、価格的にやや不満は残るものの、おおむね納得できる取引だったと思います。

一連の作業もやり方さえ分かれば、そんなに難しいことではありません。

いらなくなったiPhoneは携帯キャリアに下取りに出すのもいいですが、専門業者への買取を選択肢の一つとして考えてもよいでしょう。

 

ダイワンを選んだ理由

今回、数あるiPhone買取店の中からダイワンを選んだ理由は3つあります。

  • 公式ページからリアルタイムでおおよその査定額がわかること
  • 査定後の現金振込みが早いこと

そして、これが一番大きな理由ですが、ジャンク品や故障品でも買い取ってくれることです。

 
というのは、他の某大手買取店では、「正常に動くスマホでもほんのちょっとの傷で買取不可になった」という話をよく耳にしていたからです。

おそらく、大手の場合は大量に査定依頼が舞い込む買い手市場になっているのではないでしょうか。

そうなると、ちょっとでも中古品として売りにくいと判断したスマホは「買取不可、もしくは無料で引き取り」と強気になっているのかもしれません。

しかも、返送料はこちら持ちですから、無料査定とはいえ実際にはコストがかかります。

 
また、今回のように自分が美品だと思っていても、店からはジャンク品と判断されるケースも考えられます。

というか、自分より店の評価の方が低くなるのが当たり前と考えた方がよいでしょう。

 
ですから、値段がつかないリスクを避けるためにも、ジャンク品や故障品でも買い取ってくれるダイワンを選んだのは結果的に正解だったと思います。

 
今回、iPhoneを査定・買取してもらったのはこちら「ダイワン」です。



 
以上TONELIKOでした。
 

コメント

タイトルとURLをコピーしました