読書してますか?
TONELIKOはほぼ毎日読書しており毎月何冊かネットで本を購入しています。街の本屋さんを利用することはここ数年ほとんどありません。
まだまだ電子化されていない書籍も多いので、そういった本はAmazonのマーケットプレイスで購入してますが、あるものに関しては、必ず電子書籍で購入しています。なぜかというと家の中が狭いからです。既に本棚は4つありますが常時本が溢れかえっています。
それに、何と言っても手ぶらで外出できるのがいいですね。携帯アプリの中に読みたい本を入れておけば、本を片手に持つ必要がなくなります。
現在、多くの電子書籍アプリのほとんどが無料で販売されています。私もいくつかインストールして利用してみましたが、最近では使用するアプリはAmazonのKindleと紀伊國屋書店Kinoppyのほぼ2つに絞られてきた感があります。
ただ、これから電子書籍アプリの利用を考えている方には、とりえあずKindleの利用をおすすめします。おすすめする理由は3つあります。
理由1:運営母体の永続性
電子書籍はデジタルデータですので物体としての本がありません。ですから、iPhoneやiPad、パソコンといったデバイスが故障したり無くなることで読めなくなってしまっては困ります。
また、今はiPadやiPhoneで読んでいますが、いずれ他のデバイスに買い換える可能性もあります。そのためには、購入する電子書籍はデバイスに依存しないデータでなければなりません。
したがって、購入履歴が運営母体のサーバーにクラウド管理されていて、デバイスの状態に関わらず一度購入したものはどんなデバイスにも再度ダウンロード可能な状態になっていることが必須条件となります。
おそらく、この点に関してはKindleやKinopy以外にも、ほとんどの電子書籍アプリは条件を満たしているものと思われます。問題は運営母体そのものが破綻したり、利用条件の変更等により、再ダウンロード不可になってしまう可能性がないとは言えない点です。
似たような状況は、音楽や映像の世界では何度も繰り返されてきました。音楽ではレコード、カセットテープ、CD、MD。映像ではVHS、ベータ、DVDなどなど、数多くの規格が盛衰を繰り返し、それとともに音楽や映像も生まれては消えてきた歴史があります。
電子書籍アプリは今はまだ増え続けていますが、いずれ淘汰の時代が来ることが予想されます。その時に購入した書籍が無くなるリスクを少しでも減らすためには、やはり運営母体の安定性と信頼性、永続性を考慮する必要があるでしょう。
その点、Kindleは世界最大のネット通販企業Amazonが、Kinopyは日本最大手の紀伊國屋書店が運営母体ですので、ある程度の担保になるのではないでしょうか。
理由2:使いやすさ
Kindle、Kinopyのいずれも、クラウドと端末が連携されていますので、どのデバイスからでも読みかけのページや付箋などの情報を同期させて利用することができます。
私の場合は、自宅ではiPad、外出先ではiPhoneで読書を楽しんでいます。外出時に本を持っていく必要がないので、荷物が少なくて楽チンです。ただ、病院などでは携帯禁止なので、おおっぴらにiPhoneを使うのは憚れますね。
他にもKindleアプリの便利な使い方は、こちらの記事「これは便利!iPadやiPhoneでKindleの電子書籍を読む際の7つの小技。」にて紹介しています。是非ご覧ください。
理由3:ラインアップと価格
iPhoneアプリ「ダ・ヴィンチ電子ナビ」には電子書籍の検索機能があり、題名等からアプリ横断的に検索できます。
ただこれ、なぜかKindleが検索結果に出てこないんですよね。それに、価格がどこも横並びの結果になるケースが多いような気がします。こちらは「失はれる物語」の検索結果です。すべて¥567ですね。
電子書籍は再販制度が適用されないはずなので、本来ならアプリごとに独自価格が設定されるはずなんですが、そこらへんは出版業界の昔ながらの慣習やしがらみが絡んでいるんでしょうか。TONELIKOにはよく分かりません。
実はこの「失はれる物語」ですが、今回Kindleで購入しました。価格は¥540(購入時の価格ですので変動する可能性もあります)でした。Amazonが米国の企業だからでしょうか。横並びに加わることなく、Kindleだけが独自のやや低めの価格設定になっていることが多いように思われます。
品揃えもKindleは他社アプリとはちょっと異なる印象があります。以前はKindleで見つからずKinopyで購入することが多かったのですが、ここ2ヶ月位はKindleでばかり購入しています。最近になって急速に品揃えが増えてきているような気がしますね。
ただ、私の場合は小説や新書を購入することが多いので、コミックス等他ジャンルの場合はちょっと分かりません。
価格的にもお得な設定になっていることが多いので、これから電子書籍を購入する方には、とりあえずKindleをおすすめします。それでお目当ての書籍が見つからなかった時にはKinopy等を検討するということでよろしいのではないでしょうか。
以上TONELIKOでした。
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