コストコ、アップルにも投資できる!世界の48%を占める米国株の魅力

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証券取引所 株式
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日経平均株価が1万2000円を超えましたね。

昨年の政権交代から、円安⇒株高の勢いはいまだ留まるところを知らないようです。

さて、株式投資というと世間一般には日本株への投資を指すものと思います。例えば、日本の株式投資家がよく使うサイトの一つにYahoo!ファイナンスがあります。こちらに掲載されている株式は、東証、大証、JASDAQなど日本の株式市場に限定されていますね。

ところが、世界の中での日本市場の位置づけというのは、全世界の株式時価総額からの比率で言うと7%に過ぎないのです。

もっとも巨大な市場はどの国でしょうか?まず誰もが間違えることはないと思いますが、当然のことながら米国です。全世界の株式時価総額が2013年1月時点で32.2兆ドル。うち日本は2.3兆ドルに対し、米国は14.4兆ドルとなっており、世界の株式時価総額の実に48.3%を占めています。

 
なお、純粋な米国国籍企業の時価総額ではなく、あくまでも米国市場の時価総額です。米国市場にはADR形式で、新興国やEUの企業が多数上場しておりますので、その分市場規模も大きなものとなっています。

米国市場には、世界展開している巨大な有名企業から話題のベンチャー企業まで、バラエティーに富んだ銘柄が揃っており、日本人にも馴染みの商品やサービスを提供している企業も数多く存在します。

今回は、そんな米国株投資の魅力について語ってみたいと思います。

 


 

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米国市場の魅力

アメリカ

世界最大の市場規模を誇り、アップル、エクソン、グーグル、ゼネラル・エレクトリック、ウォルマート、マイクロソフトといった、世界の時価総額トップ10企業の大半が米国市場で上場しています。

日経平均株価は、つい先日リーマン・ショック前の水準を上回りましたが、米国市場における代表的な株価指数(NYダウ、S&P500、NASDAQ総合)においては、既に2011年時点でリーマン・ショック時の水準を回復しており、その後一時落ち込んだものの、現時点ではいずれの指数においても、20%以上上回っています

こちらは、2008年9月15日のリーマン・ショック以降現在までの、日経平均株価と比較したNYダウ、S&P500、NASDAQ総合の推移です。

リーマン・ショック以降の日経平均株価チャート

出典:Yahoo!Financeにて作成

現在、日本株も絶好調ですが、米国株も強い動きを見せています。NYダウはここのところ5日連続で最高値更新、S&P500も続伸し、過去最高値まであと1%弱に迫っています。
 

米株は連日の最高値、強い雇用統計が追い風

[ニューヨーク 8日 ロイター] 8日の米国株式市場は続伸し、ダウ工業株30種は連日で過去最高値を更新した。2月の米雇用統計が予想を大幅に上回ったことが追い風となった。

S&P総合500種は6営業日続伸し、終値での過去最高値まであと1%弱に迫った。

 

また、日本株の場合、株価とは別に個々の株ごとに売買単位が設定されており、100株や1000株といった単元株数でないと売買できないことが多いため、まとまった投資資金を持っていないと投資できる企業の数が限られてしまいます。

その点、米国株には売買単位が存在しないので1株単位で購入することができ、少額の投資資金でも多くの企業に投資することが可能となります。
※証券会社によっては買付は10株単位といったところもあります。

さらに、米国市場では、投資家保護の理念が徹底されているため、日本以上にディスクロージャー(株主に対する情報公開)の要求が厳しく、経営の透明性を求められます。いい加減な情報開示では、米国のSEC(証券取引等監視委員会)や取引所が上場を許可してくれません。

株主の利益を重視した企業経営、すなわち企業価値を極大化するための経営を、常に市場から求められ続けます。

「企業は株主のものである」という資本主義の基本的な考えが理解されず、ともすると経営陣の村社会的な論理が支配する日本企業とは企業文化がまったく異なります。

 


 

米国株の基本

NYV bridge

証券取引所

  • ニューヨーク証券取引所(NYSE):世界最大の証券取引所。上場企業数は約2,800社。
  • ナスダック(NASDAQ):世界最大の新興企業(ベンチャー)向け株式市場。取引高ランキングで世界第3位に入る巨大市場。
  • アメリカン証券取引所(AMEX):中小小型株の他、オプション、ETF等の金融商品を中心に幅広く取り扱っている。

 

取引時間

祝祭日を除く月~金曜日、他にも12月25日のChristmas Dayなど9日ほど休場日があります。

米国現地時間で9:30~16:00、日本時間23:30~翌朝6:00
サマータイム(4月~10月)は1時間早く、日本時間22:30~翌朝5:00。
一場制であり、日本のような前場・後場といった区分はなし。

 

売買単位

1株から売買可能。ただし、証券会社によって10株単位から買付可能なところもあり。

 

値幅制限

値幅制限なし。よって、ストップ高、ストップ安はない。
 

証券コード

日本のような数字ではなく、各企業をアルファベット数文字で簡略化されたティッカーシンボルで表記。

<例>
Apple Incの証券コード(ティッカー)はAAPL
Exxon Mobil Corpの証券コード(ティッカー)はXOM

 

代表的な株価指数

NYダウ

ダウ工業株30種平均株価のこと。1896年に12銘柄でスタート、1928年に30銘柄になった。ダウ・ジョーンズ社が米国のさまざまな業種の代表的銘柄を選出し、平均株価をリアルタイムで公表する株価指数である。構成銘柄は時代に合わせて入れ替えが行われている。
 

S&P500

米国における主要産業の代表的な500社の株価を基に算出される、時価総額加重平均型株価指数である。機関投資家の運用実績を測定するベンチマークとして利用されている。
 

NASDAQ総合指数

ナスダック(NASDAQ)で取引されている約5,500銘柄すべてを時価総額加重平均で算出した指数である。世界のハイテクやネット関連業界、および新興市場の動向を窺う上での重要な指標とされる。

 


 

代表的な米国株

Apple iPhone5 コカ・コーラ Coca-Cola iPhone5ハードカバー (赤 493)

世界時価総額ランキング上位、ダウ工業株30種構成銘柄、および世界一の投資家ウォーレン・バフェットが手がけたことのある、いわゆるバフェット銘柄の中から、主だったものを紹介します。

 

アップル Apple Inc(US:AAPL)

iPhoneやiPad、あるいは故スティーブ・ジョブズでお馴染みの時価総額世界一の企業。

 

コカ・コーラ The Coca-Cola Co(US:KO)

世界最大の飲料品メーカー。バフェットがもっともお気に入りの企業。

 

エクソンモービル Exxon Mobil Corp(US:XOM)

石油メジャー世界一の大企業。時価総額はアップルに次ぐ大きさ。

 

アイ・ビー・エム International Business Machines Corp(US:IBM)

日本でもお馴染みのコンピューター業界の老舗。バフェットが初めて(?)投資したハイテク企業。

 

コストコ Costco Wholesale Corporation (US:COST)

日本でもおなじみの倉庫型大型ホールセールクラブ。アメリカならではの美味しくて珍しい食べ物がいっぱい。

 

ゼネラル・エレクトリック General Electric Co(US:GE)

世界最大のコングロマリット(複合企業)。

 

グーグル Google Inc(US:GOOG)

検索といえばグーグル。毎日お世話になってます。

 

ウォルマート・ストアーズ Wal-Mart Stores Inc(US:WMT)

世界最大のスーパーマーケットチェーンであり、売上額で世界最大の企業。

 

プロクター・アンド・ギャンブル Procter & Gamble Co(US:PG)

日本ではパンパースでお馴染み、P&Gと言った方がピンと来るかも。

 

ジョンソン・エンド・ジョンソン Johnson & Johnson(US:JNJ)

バンドエイドでお馴染みの世界的な医薬品メーカー。

 

フィリップモリス Philip Morris International Inc(US:PM)

「マールボロ」や「バージニア・スリム」で有名な世界最大のタバコメーカー。

 

ペプシコ PepsiCo Inc(US:PEP)

ペプシと言えば、コカ・コーラの永遠のライバル。

 

マクドナルド McDonald’s Corp(US:MCD)

関東ではマック、関西ではマクドの呼び名でお馴染み。

 

ビザ Visa Inc(US:V)

クレジットカードでお馴染み。

 

ウォルト・ディズニー・カンパニー Walt Disney Co(US:DIS)

ミッキーマウスを擁する、世界のキャラクタービジネスの頂点に君臨する企業。

 

アメリカン・エキスプレス American Express Co(US:AXP)

クレジットカードのアメックスでお馴染み。ブラックカードください。

 

スリー・エム 3M Co(US:MMM)

付箋やセロテープ等でお馴染みの化学メーカー。

 


 

米国株をネットで購入できる日本の証券会社

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米国株を日本で購入できる、主なネット証券会社は以下3社です。取り扱い銘柄数、取引手数料、注文方法、注文受付時間、売買単位などの取引条件は各証券会社によって異なりますので、各社サイトにてよくご確認の上ご利用ください。

 

SBI証券

  • 取扱銘柄数:約1,000
  • 注文方法:指値のみ
  • 注文受付時間:19:30~翌6:30、10:30頃~19:00
  • 売買単位:買付10株以上1株単位、売却1株単位

 


 

楽天証券

  • 取扱銘柄数:約1,160
  • 注文方法:指値、成行
  • 注文受付時間:15:00~翌6:00
  • 売買単位:買付10株以上10株単位、売却1株単位

 


 

マネックス証券

  • 取扱銘柄数:約2,800
  • 注文方法:指値、成行、逆指値
  • 注文受付時間:24時間
  • 売買単位:売買共に1株単位

 

 


 

米国株に関するお役立ちサイト&書籍

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TONELIKOがよく利用するお役立ちサイトと、オススメの書籍をご紹介します。
 

<お役立ちサイト>

MSNマネー > 株式
米国株も幅広く取り扱っており、日本語表記ですので重宝しています。投資判断の際には必ずアクセスするサイトですね。

YAHOO!FINANCE
データ分析豊富な本場の株式情報サイトです。英語表記ですので、MSNマネーの補助的な使い方をすることが多いです。

Warren Buffett Current Portfolio of Stocks
ウォーレン・バフェットの最新ポートフォリオを掲載している。世界一の投資家の資産運用を参考にしたい時に有用です。
 

<オススメの書籍>

資産運用に対する常識的で真っ当な考え方を分かりやすく丁寧に解説し、日本にこだわらず世界のグローバル企業へ投資することを推奨している。検討に値する個別銘柄も紹介されており、米国株への投資を真剣に検討している方にオススメの一冊です。
 

全米NO.1ファンドマネジャーとまでいわれた株式投資界の伝説の人物ピーター・リンチが、有望株の探し方や売買のタイミングなどを豊富な実例をもとにユーモアを交えて解説してします。

本書で述べられている、アマの投資家が学ぶべき投資の基本的な考え方や知識、心構えは、投資経験者にとっても思い当たる点が多く、多くの示唆を得られるはずです。
 

過去100年以上の膨大な市場データをもとに、ジェレミー・シーゲル博士が長期的にバリュー株に投資することの正しさを立証した、株式投資の教科書とも言える一冊です。

インデックス投資、高配当戦略、セクター戦略、「低PER」戦略、「生き残り上位」戦略など、各投資戦略の有効性を膨大な過去データから検証し、投資家が長期的な成功をおさめるための指針を紹介している。

 


 

あとがき

いかがでしたでしょうか。

米国株は始めるまでは敷居が高いと感じるかもしれませんが、マネックス証券ですと、コカ・コーラでしたら4千円位、マクドナルドでも1万円程から購入できます。SBI銀行や楽天証券の場合、買付は10株単位からですから、その10倍から可能です。

世界的な大企業の株がこんなお手頃価格で購入できてしまうのは、米国市場ならではですね。

株式投資をワクワク楽しみたい方は、是非米国株の購入を検討されてはいかがでしょうか?

 
以上TONELIKOでした。
 





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