運動会まであと7日でも、子どものかけっこを速くするたった1つの言葉

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運動会のかけっこ(徒競走) ランニング
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すっかり秋らしくなり、運動会の季節真っ盛りですね。

我が家でも7日後に、小学1年生の長女RIBONの初めての運動会があります。長女は長男と違って、あまりかけっこが得意ではありません。4月頃に実施した体力測定の50m走では平均よりも2秒位遅く、一緒に走った5人の中ではビリだったそうです。

そこで、7月から1週間に1度位のペースで一緒に走りのトレーニングをしてきました。

9月初旬のリレー選手の選考会では、残念ながら選手には選ばれませんでしたが、その時に一緒に走った5人の中では2位だったそうです。自画自賛になりますが、平均より2秒位遅かった子どものトレーニング成果としては、まずまずかなと思います。

彼女の走りを何度か見てきた中で、フォームに多くの課題が見つかりましたが、最近、そこに一つの共通点が見つかりました。それはたった1つの言葉に集約できます。

運動会まであと7日ですが、このたった1つの言葉を意識させるだけで、まだまだ速くなる余地は十分あります。

おそらく、他の多くの子どもにも当てはまる点は多いと思いますので、子どものかけっこを速くさせてあげたいと考えているお父さん、お母さんは是非参考にしてみてください。

 

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キーワードは「まっすぐ」

共通のキーワードは「まっすぐ」です。

走りのトレーニングの際に、私が発している言葉の統計を取ったら、おそらく一番出現頻度が高かったのではないでしょうか。口うるさい位「まっすぐ!」と言っていたと思います。

それでは、具体的にどのようなことに「まっすぐ」と言っていたのでしょうか。

 

まっすぐ走る

スタートからゴールまでの最短距離は、その2点を直線で結んだルートです。当たり前ですね。

でも、子どもがかけっこをすると、この当たり前のことがなかなかできません。スタートからゴールまでの間、左にフラフラ、右にフラフラ、中には隣のレーンに入ってしまう子も珍しくありません。

たとえば同じ速さの子どもが二人いたとしても、まっすぐ走れない子は、余計な距離を走ることになりますので、当然勝つことはできません。

解決方法としては、スタート前にゴール先の目標物を一点見つけて、そこめがけて走るようにアドバイスすると良いでしょう。

※トラックを曲がるケースもありますが、それはそれとして各自応用してお考えください。

 

背筋はまっすぐ

姿勢はとても大切です。姿勢が安定していないと、地面を蹴るときに生まれる推進力が削がれてしまいますので、スピードを落とす原因になります。

長女の場合、猫背なだけでなく走るごとに前後に揺れていました。胸を張って背筋をピンとまっすぐ保つには、ある程度の体幹力が必要ですが、特に体幹トレーニングなどしなくても意識して走るようアドバイスするだけでだいぶ良くなりますよ。

 
※参考:本気で姿勢をよくしたいならコレ!アーユルチェアーのセミナー感想

 

まっすぐ前に脚を動かす

長女の場合、脚の運びに問題がありました。脚を外に旋回させながら前に出す癖があったんですね。走る際にはまっすぐ前に脚を出すことが基本です。

この癖はまだ多少残っていますが、それでも最初の頃に比べればだいぶ良くなりました。

つま先の向きも確認しましょう。多少のズレは気にしなくてもいいですが、あまり極端につま先の向きが内側もしくは外側を向いているようなら、できるだけまっすぐ前に向けて走るようにアドバイスしましょう。

 

腕の振りはまっすぐ前後に

これも脚と同様、外に旋回させるように回していましたね。走り方を知らないと、大人でも、このような振り方をしている人は意外と多いのではないでしょうか。

脇を閉めて前後に振るのが基本です。肘の角度は90度に保ち、手のひらは握らず手刀のような形をします。前に押し出すよりも、刀を振り下ろすように後ろに引くことで、体全体の推進力を高めることができます。

実は、この腕の振りに関しては、あまりトレーニングしていません。できる子は簡単にできるんでしょうが、長女にはちょっと難しいようですので、たまにアドバイスする程度にとどめています。

 

顔の向きはまっすぐ前へ

顔の向きはスタート直後は下を向き、徐々に上体を上げるのに伴い、まっすぐ前のゴールに向けて走るのが基本です。

ところが、子どもの場合、腕の振りにつられて、顔を左右にブンブン振りながら走る子どもは意外と多いものです。これでは、まっすぐ走ることができませんし、推進力が左右に分散されてしまいますので、顔の向きをまっすぐ前に固定して走るようにしましょう。

 

本番では意識しない

トレーニングの時は、「まっすぐ」を意識して走るようにしていますが、本番で頭でっかちになってしまうと、身体のダイナミックな動きを抑えつけてしまい、かえって遅くなってしまうかもしれません。

意識するのはトレーニングだけに留めて、本番では楽しく気持よく走ってもらった方が、本来の力を十分に発揮できるでしょう。

 

あとがき

以上のことは、おそらく、小学生でも陸上を本格的にやっているような子には当たり前のことだと思いますが、走り方をちゃんと学んだことのない子や、小学校低学年位の子どもでしたら、「まっすぐ」を意識させて練習するだけで、大きな効果が期待できると思います。

なお、親が子どもに走り方をアドバイスする際には、親自身が理想的な走り方を理解しておく必要があります。参考書籍を過去記事「息子を6年連続リレー選手にした父親が参考にした4冊のかけっこ本」にて紹介しましたので、こちらも是非ご覧ください。

ちなみに、私が実際に読んだかけっこ(徒競走)の本はこちらです。

 
以上TONELIKOでした。
 

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